先日、知り合いの過去の話を聞いていて、自分の中の被害者意識がめちゃめちゃ共鳴する経験がありました。

なんだか、「その人は傷ついているんだなぁ」と、涙が出てきてしまって。

 

でもそれは、じつは被害者意識を問い直すサイン。

 

そうやって自分をかわいそうな人と解釈し続けることは、その人にとっても私にとってもためにならないから。

本当に自分は被害者だったのかということを改めて問い直すと、そうでもないかもしれない、と思えるはず。

だって、加害者とみなしている人もいろんな経緯をもっていて完璧ではないから、

どちらが正しいとは、じつは誰にもジャッジできないんですよね。

 

結局は、そのときのベストをお互いに尽くした、ということ。

 

このように解釈できるようになると、人のことも自分のことも許せるようになり、

オセロが黒から白へ一気にひっくり返っていくように、「すべては愛だった」と気づくはず。

 

とどのつまりは、自分を苦しめているのは自分の考え方なんですよね。

逆に、自分の考えによってしか苦しむことはできない、とも言えます。

 

トラウマや繰り返している不毛なパターンがあるとしたら、

そのことを自分がどう解釈しているか、ということに焦点を当ててみてください。

 

私の鑑定では、タロットを入り口に、心の作用へのアプローチを重視しています。

ご興味がございましたら、ぜひお話しに来てくださいね!

 

ではでは。

nina