クラシックでも聴きたいな 17 グレン・グールド
今回は曲というよりもピアニストに焦点を合わせて紹介したい。
プロデューサーなどの反対を押し切り、バッハの「ゴルトベルク変奏曲」を1956年にデビュー盤を発表。世界中に一大センセーショナルを巻き起こす。
ヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルクが不眠症に悩むカイザーリンク伯爵のためにこの曲を演奏したという逸話から「ゴルトベルク変奏曲」の俗称で知られる。
高度な技術と軽快な曲調から眠るどころか、私などはかえって頭がさえてきてしまう(笑)
グールドは鼻歌は歌うし譜面の速度表記に関係なく猛スピードで弾きまくる。
ヨーロッパの古典ともいえるクラシック音楽が彼の手にかかると新曲に聞こえてしまう。
デビュー盤はモノラルで聴きにくいので、晩年のゴールドベルグ変奏曲の録音を紹介したいと思う。
バッハ:ゴールドベルグ変奏曲:グールド(1981)