映画や小説、作品などで
占星術やタロットのモチーフがでてくると
なんか嬉しくなっちゃいますよね(突然)
ということで、いろんな作品に出てきた占星術やタロットのモチーフについても
ブログを書いていこうと思います。私が楽しいから。
ドラマ「美しい彼」のインテリアにタロットカード
私が今年に入って沼ってしまったドラマ「美しい彼」
テーマはBLなのでそもそも好き嫌いはあるのかもしれませんが、
心の動きとかそれぞれのキャラクターが面白くて、
そして何より主演の萩原利久さんと八木勇征さんの演技がすごすぎて、
シーズン1から一気に見てしまいました。
もうすぐ公開の劇場版も見に行きたい~~
美しい彼あらすじ↓↓
物語の主人公は、思うように言葉を発せない「吃音症」を持ち、幼い頃から周囲に馴染めず“ぼっち”を極める高校3年生・平良一成と、学校のカースト頂点に君臨する圧倒的カリスマ・清居奏。高校3年の春、クラス替えの自己紹介で緊張のあまり吃音が出てしまった平良は、クラスで透明人間のように扱われ、清居らのグループからパシリにされるようになる。しかし、そのことを気に留めるどころか、むしろ嬉しく思っていて─?!実は、平良は清居をひと目みた瞬間から恋に堕ちていたのだった。クールで美しい清居のことをひそかに、王(キング)と崇拝し、昼食の調達に使いっぱしりと忠誠を尽し続けていく。この思いは、憧れなのか、何なのか─。自分の気持ちに整理ができずにいたが、クラス内で力関係が変わるある出来事をきっかけに、二人の関係は急展開していく。
(公式サイトより)
平良の家、机の上のタロットカードは?
こちらのシーズン2の予告、約4秒くらいのところ。
平良くんが清居くんの髪の毛を乾かしているシーンで、
机の上(画面右端)に
タロットカードが映るんですが、これはペンタクルの4のカードかな??
(一瞬だから難しいけど多分ペンタクルの4)
美しい彼のインテリアってほんとーに細かくこだわって作ってあるのが、
見ているだけでわかります。
このペンタクルの4というカードの意味も!
めちゃくちゃ「美しい彼」そのもの!!なんです!
ペンタクルの4の意味
タロットカードのペンタクルの4は、
王冠👑を被った男性が4つのコインを抱えている絵柄のカードです。
コインはそのまま「お金」の意味でもあるし、
自分にとって価値があるもの(特に物質的な豊かさ)という意味でもあります。
そのコインをしっかり抱えて、
「絶対に無くさない」「誰にも渡さない」と保守的になっている男性。
自分の持っている大切なものをしっかり守っているような絵柄です。
ちなみにこのカード、男性の背景には街並みが描かれているんですが、
その街並みに男性は目もくれず、しっかりとコインを抱えています。
コイン(お金)を街で使って買い物する気はない、ということ。
自分が頑張って手にいれたお金ですからね。
絶対に手放さないという強い気持ちを感じます。
こんな感じの絵柄なので、ペンタクルの4には
基本的に執着心とか強欲、頑固さ、慎重さなんて意味があります。
手の中にあるものを、しっかり守ることに一生懸命になっている。
大切なものを自分だけのものにしておきたい。
ネガティブにとると、
「現状維持に固執している」という意味にもなります。
変化が怖い、難しい、自分を変えたくない、、、
いやあ、平良くんと清居くんの物語じゃないですか(号泣)
しかもこれ、
恋愛で読むときは
ネガティブな意味になると、
「相手の事を考えているようで、自分のための行動になってしまっている」とか、
「手放したくないけど、プライドが邪魔をしている」とも読めるんです。
反対にポジティブにでると、
「関係性が強くなる」「結婚する」「2人の結びつきが強固になる」とも読んだりします。
いやあ、平良くんと清居くんの物語じゃないですか。(さっきぶり2度目の号泣)
「美しい彼」に出てくる平良くんの家は、
めちゃくちゃこだわりを感じるインテリアのお家なので、
きっとペンタクルの4の意味もふまえて飾ってあるんじゃないかなーという
考察ごっこでした。
見たことない方、ぜひ!!
私このドラマで初めて
「尊い」という感情を知った気がします。
それくらい奇跡のような作品でした。