「どんな子供でも家の中では世界一の有名人なんです。家の中で無名な子どもなんていない。」
鶴見俊輔(評論家・哲学者)の言葉である。
その一言には、家族をめぐるすべての主題が含まれている・・。
さらに、
「家族とは失敗を許しあえる関係」
とも言っている。。自分の失敗を娘・息子に話すことができる関係ははとても大切である。
これは、家族だけでなく上司と部下にも言えること。上記の関係とは、信頼を築くうえで必要と考える。
自分が受けた教育の価値観をお互いに押し付けるのではなく、お互いで作っていくことが必要。妻=専業主婦というじだいと違うのだから・・・。

少し心にひっか掛かったのが以下の文章だ。
子が(おもに男性)いつかは親を社会的な面も含めて抜く瞬間があると思う。
でもそんな時、
「この一点だけは親にかなわないな」みたいなものを持ち続けることがある。そのことが人間を謙虚に居続けさせることができる部分なんだなあと。言っている。
私は父と母にはまだまだかなわない。親を尊敬し続けることができるこの環境に感謝である。
そんな風に改めて思った著書である。

「ぼくはこう生きている 君はどうか」  潮出版社