長年にわたって残されたため、胃にはガーゼを囲むように腫瘤(こぶ)ができていたという。
男性は県内在住。6月中旬、別の医療機関で貧血の検査を行った際、胃に腫瘤があることがわかり、摘出手術をした際にガーゼが出てきた。男性はこれまで新潟大病院以外で外科治療を受けたことがなかった。
新潟大医歯学総合病院は医療ミスを認め、男性と家族に謝罪した。
製薬会社の営業マンの男性(29)は最近、人と会っても握手をすることはない。一日に10人以上もの取引先の人たちと会うが、相手と握手すること によって中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)に感染するのではないかと心配しているためだ。この断線は「人の手はくしゃみや咳を抑えることもあるし、不特定多数の人たちが触るバスのつり革を触っているかもしれないでしょう」と話した。
MERSの恐怖が広がる中、サラリーマ ンたちの間であいさつの方法が変わってきている。手のひらを通じて細菌やウイルスに感染しかねないという認識が広がり、「握手を自制しよう」という動きが出てきているのだ。先週末、ソウル市竜山区の大規模な教会では「聖徒同士のあいさつは握手ではなく、軽い黙礼にするように」と呼び掛けた。
一部では、こぶしを突き合わせるあいさつも行われている。男子高校生(17)は最近、登校後に友人たちと会うと、互いにこぶしをぶつけ合っている。この高 校生は「面白いというのもあるが、MERSの感染が広がっているため、衛生的にもよいのではないか」と話した。米国でも昨年、エボラ出血熱患者が発生した 際、普段からこぶしを突き合わせるあいさつをしているオバマ大統領のやり方が、手のひらを突き合わせるハイタッチよりも衛生的だという話が広まった。
会食の形態にも変化が生じている。MERSが唾を通じて感染するという事実が知られたため、同じグラスで酒を回し飲みする習慣について、一部の企業で自制 するよう指示が下った。ある大企業に勤務する男性(29)は「最近、本社の人事部で『会食の際の酒の回し飲みはできるだけ避けるように』という指針が出 た。MERSに敏感になっている時期だけに、酒の席にも影響を及ぼしているようだ」と話した。
金沢大学付属病院(金沢市)の教員らが、がん患者に対して実施した治療法が、厚生労働省の定める「倫理指針」に違反していた問題で、同大が治療グループの責任者ら計4人に対し、文書訓告などの処分を行ったことが、3日わかった。
同大総務部職員課によると、処分は今年3月23日付。「先進医療制度から逸脱した治療だった」などとして、治療グループ責任者の教員が文書訓告を受けたほか、幹部職員2人と別の教員1人が、山崎光悦学長から口頭注意を受けた。
治療法は、骨や筋肉にできたがんに働きかける「カフェイン併用化学療法」。昨年12月26日に外部有識者らを含む調査委員会がまとめた最終報告書などによ ると、同療法は臨床試験としてのみ実施が認められるが、2010年3月、臨床試験の条件を満たさずに同病院で同療法を受けていた当時16歳の少女が死亡。 同病院は、現在、同療法を中止している。
報告書は、「(同療法は)抗がん剤の作用を増強する可能性があるが、有効性と安全性に関する評価はまだ確立されていない。治療グループは、治療として実施できると誤解していた」とした。
ドライアイ等の病気を治療すれば視力が改善することがある
なんとなく見づらい原因が、単に近視や遠視が進んだだけでなく目の病気である可能性もあります。
白内障によって視力が低下したり、ドライアイによって、黒目に傷が付いたり黒目の上のなみだの層が凸凹になることで、歪みがでて視力が変化することがあります。この状態でメガネを作っても、視力が不安定になります。治療することで、視力が改善することもあります。
目の病気や異常がないことを確認した上でメガネを作らなければ、度数があっていないメガネを使い続けることになるわけです。