ホットドッグ

私は、朝ご飯にケンタッキーフライドチキンのホットドッグのセットをときどき食べています。
ホットドッグは、現在では別に珍しいメニューでも何でもありませんが、私にとっては、子供の頃を思い出す懐かしいメニューでもあります。
私が生まれたのは1961年で、この「子供の頃」というのは、1970年前後を指しています。
日本は、高度成長の真っただ中でしたが、食生活については、まだマクドナルド上陸以前で、昔の雰囲気だったと思います。
小学校で「日曜少年の集い」という京都市教育委員会が主催する月に一回のイベントのチケットをもらえました。
このイベントは、京都会館第一ホールで行われていたもので、いくつかのアトラクションと映画などが組み合わされていたもので、無料で参加できました。
毎月のように参加していましたが、楽しみなイベントでした。
そのイベントに行ったときにホットドッグ屋さんでホットドッグを買って食べたのが懐かしいです。
まだシャウエッセンのような本格的ソーセージはない時代でしたから、ソーセージの品質もまあまあのものだったと思いますが、子供の私にとってはとても美味しいものでした。
ホットドッグ屋さんというのは、今から考えると軽自動車のようなクルマが移動式のお店になっていました。
ホットドッグの具材としましては、ソーセージの他、カレー味の炒めた細切りキャベツが入っていたと思います。
また、ソーセージの他ハンバーグもありましたが、このハンバーグは現在のハンバーガーショップのもののように立派ではなく、サラミソーセージの塊みたいなのを切ったような感じのものでした。
外食産業の発展の波に押されたのか、いつしかそのようなホットドッグ屋さんは無くなりましたが、とても懐かしい思い出です。




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