(前回の続きです。)
前夜の奇妙な経験も、追い立てられるような学校での勉強にかき消されていた。
学校が終わり、友達とも別れアパートへと帰るニム
彼女が帰ってくるまでには、まだまだ時間があり、
ゆっくり部屋でテレビでも見ようと部屋のドアを開けた。
タダイマァ ∥∥( ∥´ ▽ `∥ )∥∥ タダイマァ
いっしゅん思考が止まった・・・・・
まだ夕方の5時だというのに、部屋全体が真っ暗だ。
それになにか、黒い糸のような物が、目の前を無数に浮遊している。
部屋を間違った!?
と思い、外に出てみるも自分の部屋に間違いはない、
もう一度、ゆっくりとドアを開けてみた・・・・・
『火事だああああああああああ』
o(>ロ<o) (o>ロ<)oバタバタo(>ロ<o) (o>ロ<)o
いっきにアドレナリンが噴出した!
部屋中が「すす」で真っ黒に染まり、
壁・カーテン・窓、部屋のあらゆるものが黒い!!
ベランダの窓を開け、寝室のガラス戸を開けた!
その瞬間っ!!
中から熱風と煙とも煤(すす)ともとれる塊がニムに
覆いかぶさってきた!
それをもがきながら払いのけ、ニムが目にしたものは・・・・・
8畳ある部屋の4畳が燃えおち、むき出しになった部屋の土台と、
墨汁を摺りこんだような色に変化したテレビや家具だった。
しかも! いまだにくすぶって煙を吐き出している。
死にもの狂いで水をかけ、消防を呼び、なんとかことなきをえたものの
危うくアパートを全焼させるところだったと思った途端、
全身から血の気が引き、力が抜けその場に倒れこんでしまった・・・・・・
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消火が終わり、実況見分した結果、火事の原因は「ドライヤーの消し忘れ」でした。
ドライヤーがヒートし止まってしまったのを、スイッチを切らずにそのまま放置していた為、でかけた後、作動しはじめ畳を燃やしてしまった。
ということでした。
その際に消防隊員のかたに言われたことですが、
『今回は極めて稀れ』であるとのことでした。
本来ならばこのような場合、畳が燃やされそこから火が付き、
部屋全体に炎となって燃え広がり、建物を全焼又は半焼してしまう。
それが今回に限っては、密閉性の低いガラス戸で締め切られていただけの部屋が
「なぜか」酸欠状態になり、火は付かず不完全燃焼を起こしていた。
それも、時間にすると6時間以上
前夜の現象と結びつけるには、あまりにも考えが飛躍しすぎるかもしれませんが、
この時、「人間では計り知ることのできない力」の存在を感じました。
あれはもしかしたら、私たちの知らない 『なにか』 が、
火事になることを感じとり、部屋に仕掛けをほどこしたのではないか?
ふと、そう考えるときがあります。
みなさん・・・・ どう思います? (ー’`ー;) ウーン
つづきの続き・・・・・
この惨事の三日前、ワタシの母がいきなり家宅捜査にやってきました。
それもタクシーで土佐清水市から (((゜д゜;)))
なんでって? 「な~んかすごく嫌な予感がした。」
(*_*)(*_*)(*_*)(*_*)(*_*)
母上様・・・・あなたにも不思議な力があるのですか?
(土佐清水市から高知市内までは車で3時間以上かかります。。。。。。。)
