富士登山の後編です。
人にはそれぞれ、歩くペースがある。
これが、高地の登山となると顕著に表れてくるのです。
スタートは足並み揃えて進む集団が
徐々に隊列は乱れ
特に今回のような、強風に雨という最悪のコンディションでは、
ほぼ単独登頂であると確信しておかなければなりません。
(今回は疲労の色が見える、北の鉄人モリマン)
ワタシも7号目ぐらいまでは、5人くらいの隊列を
組んでたものの |,,-_-)ノ |,,-_-)ノ |,,-_-)ノ|,,-_-)ノ |,,-_-)ノ
一人・・・また一人と 遅れだし8合目到着時点で、
誰もいなくなり、 (;´Д`)
歩くことの意味や人生について・・・・・
な~んてことは、いっさい頭には無く γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ
ただただ頭上に見える岩山をひたすら登っていった。
(ときどき、外人さんの透けた胸を凝視し、シャラポア!シャラポア!!と口ずさみながら)
すると8合目トモエ館近くで、
聞き覚えのある、高く澄んだ声が・・・・
(((・・ )( ・・)))キョロキョロ
そこには去年ガイドをしてくれた
あまのっち が立っているではありませんか!!
エーッ!(ё_ё) (ё。ё)エーッ!
再会の熱い抱擁?を交わし、来年の再会を誓いました。
すると、あまのっちが・・・
あまのっち 「にむさん、できるだけ山小屋まで急いだほうがいいよ
遅くなると、今日は大変なことになりそうだから」
これから、雨風がさらに強くなり、暗くならないうちに山小屋へ
到着していないと進むこともままならないと言うのです。
(((( ;゚Д゚)))
ここから鬼神のごとく突き進み
なんとか午後5時までには山小屋である白雲荘に到着
(白雲荘)
そして、ワタシより30分以上も早く到着していた
ノム軍曹と無事到着した喜びの抱擁?を交わし、
1杯500円もするカップヌードルをすすりこみ
ひとときの休憩
{[(- . -)(- 。 -)]} ...zzZZZ ~
後続組みも、次々と到着し、山小屋がごった返していたとき
非常事態が発生した!
なんと、今朝 新大阪に遅刻した
汗ガッキーことムラセが行方不明であるとのこと
(((゜д゜;)))
いっしゅん携帯電話がつながり、話せたが自分がどこに居るのか
まったくわからないようで、
日は沈み、ますます雨・風ともに強くなる一方
最悪、捜索に行かなければならない!
すると・・・・ 上司であるモリマンの携帯電話が鳴った!!
ムラセ : 「 す、すすいましぇん 山小屋通り過ぎてました~」
|||||/( ̄ロ ̄;)\|||||||
信じられないことに、この山小屋を越え、
さらに上にあるトモエ館まで行き、そこで通り過ぎたことに
気づいたというのだ!!
まったくもってお騒がせ者である。
この極寒の中、Tシャツにカッパのみという信じられない軽装でここまで
登ってきた汗ガッキームラセ! (外気温マイナス5度!)
山小屋の中でただ一人、大量の汗を放出中 (°д°;)
なにはともあれ、23名中22名の精鋭が8合目まで到着し、
(エイトマン部長は6合目にてリタイヤ)
3枚の布団を4人で使うという、密集地帯で全員が爆睡!
まもなくして、昨年どおり B-29の爆撃が始まり ∑(-x-;)
予想していたとはいえ、耳栓すらまったく効かないほどの
イビキに、この時点で寝ることを諦め (´TωT`)ショボボボーン
瞑想にふけっていると・・・・・
ズキュッズキュッキュッキュッキュ~♪
キュッキュッキュゥウウウウウウ~♪
どこからか、見事なラップ音が聞こえ始めた。
ふと目をやると・・・・ へ(εoεメ) )))
ま~たしても「ムラセ」が
腹立たしいイビキ音を立てている。
それもわが生涯の師
K社長の真横ではないか!!
ゴ━━━ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛Σ(ノ´Д`)ノ━━━ルァ!!
結局、起床時間のAM1時まで一睡もできず、
ますますひどくなる高山病特有の頭痛に悩まされ、
心身ともに極限を迎えようとしていたとき・・・・・
ガイド : 「にむさん、暴風でちょっと2時まで様子みるから
他のツアーグループは頂上を断念しましたので・・・・」
またしても、痛恨の仕打ち!
ここまできて・・・・
見上げれば見える山頂を前にして・・・・・・
最終究極の試練が・・・・・・ 。・゚・(ノД`)・゚・。
ここまで徹底的に仕打ちを受けると
なにか、超常的な力が私たちの行くてを阻んでいるように思える。
はたして、ワタシたちは富士の山頂を踏むことができるのか!?
続きは後日・・・・
なお、ニムは明日より夏季休暇に入ります。
故郷の島に渡りますので・・・・・ 続きは帰ってからということで
ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノアハハハ





