22年度産の有機栽培の玄米を、夏前に240kgほど備蓄しましたが、
あの頃は今年の新米がどの位危険になるのか、
汚染が日本のどこまで及ぶのか、本当に心配でした。
米の備蓄をしよう!と思ってネットを調べ始めた段階で、
すでに西や九州の有機玄米で、高すぎないお値段のものは品切れ続出。
その他の食品も、震災前の食品情報を調べながら
毎日自転車でスーパーを何軒もハシゴして、
自転車の前かご、両ハンドルにも重い袋をぶら下げ、
N95マスクをつけて、滝のような汗をかきながら備蓄に励む毎日。
精神的に夏前が一番つらく、プチ鬱だったかもしれません。
今は汚染も徐々に明らかになってきて、
気候も冬に向かい、放射能とのつきあいも日常になり、
大分落ち着いてきました。
さて、せっかく備蓄したお米も食べればなくなっていくので、
備蓄の追加のために、九州の有機栽培の新米の玄米を5kg取り寄せ、
放射性物質の測定に出しました。
九州のお米は大丈夫だろう・・・とは思うものの、
もしかしたら、汚染肥料を使っていたら・・・
でなくても、肥料として使った魚粉などが汚染されていたら・・・
など、直接農家さんに聞く勇気もなく、聞いて使っていないと言われても
やはり安心できないだろうと思っての測定依頼でした。
測定を依頼したのは山形の株式会社 理研分析センター様 。
食品や土壌の他、尿や母乳の測定もしていらっしゃいます。
結果、ゲルマニウム半導体γ線スペクトロメトリーにて、
ヨウ素131→検出限界値0.71Bq/kgで不検出。
セシウム134→検出限界値0.69Bq/kgで不検出。
セシウム137→検出限界値0.651Bq/kgで不検出。
安心して追加を1年分お願いしました。
さらに、米ぬかを譲っていただくこともできることになり、
来年春からは、無農薬・自家製肥料での
野菜作りに取り組むつもりです。
チェルノブイリの時には、穀物の放射能汚染は
1 年後が一番ひどかったという記事を読みました。
お米は主食で食べる総量が多いので、
外食は極力避け、今後4年くらいは毎年検査をしていきたいと思っています。
おせんべいは、やはり播磨屋さんがよいのだろうか・・・。
美味しいおせんべいが食べたいです