放射能時代の登山・中央アルプス① | F.O.E. to F.O.E.

F.O.E. to F.O.E.

Friend or Enemy から Friend of Earth な生き方へ。
人も動物も植物も鉱物も、地球から生まれてきた細胞には
すべてとつながり合える記憶が刻まれているはず。
登山・ガーデニング・健康オタク道などつれづれに。

それでは早速、中央アルプスの空間放射線量測定結果です。


まず、中央アルプスを選んだ理由は、麓にある伊那側の父の家の庭の土が、

五月に土壌分析に出したところ、検出限界値1ベクレルで
ヨウ素・セシウムとも不検出だったため、
その西にある中央アルプスは、汚染が薄いのではないかと思ったからです。

空間線量は0.09で高めですが、このあたりは元々の自然放射線量が
土壌の影響により高い地域なので、


線量の高さが原発の影響と直結するかどうかは不明です。
そのため、土壌調査の結果を信じることにしました。

またこの付近伊那あたりの農産物の
放射性物質の不検出が続いていたのも理由の1つです。

今回のルートは駒ヶ根側から池山尾根を経て
極楽平から千畳敷へ下山でした。

(使用測定器:米Polimaster社PM1703M シンチレーション方式。
地上1m地点での測定。以下すべて空間放射線量・マイクロシーベルト毎時。)

10/2 快晴
駒ヶ根インターチェンジ 0.08
前泊宿泊施設内の室内 0.09-0.10

10/3 快晴
駒が池 0.07
池山コース野生動物観察棟 0.09
池山小屋 0.07
マセナギ 0.06
ヨナ沢の頭 0.09
分岐 0.05

一年ぶりの山。最高のお天気に恵まれました。
やっぱり山に登れないなんて、考えられない。
F.O.E. to F.O.E.

避難小屋のあたり。ここから駒峰ヒュッテまで最後の急登。
F.O.E. to F.O.E.
駒石 0.07
駒峰ヒュッテ 0.07
F.O.E. to F.O.E.

管理人さんはいませんでしたが、
宿泊は10名くらいはいらっしゃったでしょうか。
連休の快晴とあり、登山道でも沢山の方とすれ違いました。
(熊には出逢わずにすみました得意げ
駒峰ヒュッテでは、外国のミネラルウォーターが売っていました。
(クリスタルガイザーだったと思います。)

かなり気温は低く、銀マットと寝袋では寒かったです。
もう山は冬の始まりですね。
ここまで、恐れていたほどの線量が出なかったので、
とても嬉しかったです。
このルートなら、また来られるかもしれない。

N95マスクをしての登山は、
マスクの中の結露がすごい!
排気弁つきのものを使ってみたいです。

続きます。

ペタしてね