放射能時代の登山 | F.O.E. to F.O.E.

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Friend or Enemy から Friend of Earth な生き方へ。
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すべてとつながり合える記憶が刻まれているはず。
登山・ガーデニング・健康オタク道などつれづれに。

お久しぶりです。


原発事故以降、すっかり山登りから遠ざかっておりました。

ライフスタイルの見直しや、日々の被爆を防ぐことや

情報の収集などに毎日が忙しく、

登山どころではなかったというのも1つ。


そして、山への放射能汚染が心配だったからというのが1つ。


ごく早い段階で、奥多摩や奥秩父の線量が高いのを

個人測定している方のネットの地図で見かけた記憶があり

(今探しても同じ地図は見つかりませんでした)

汚染の実態が明らかになるまでは、

山はもちろんのこと、街中でも安易に出かけたくなかったのです。


自分がいつも親しんでいる山域ではありませんが、

福島の山から高濃度の汚染が見つかったというニュースも

比較的早い時期に、ニュースで見た記憶があります。


今、事故から7ヶ月あまりが過ぎ、徐々に汚染の状況も明らかになってきました。


山が汚染されているとしても、

どこまでがどの程度汚染されているのか、

そして山登りをやめないのであれば、

どの山に、どのような対策をして登りに行くのか。

そのアクションとして、中央アルプスと北アルプスの一部へ

線量計を持って登山しに行ってきました。

その結果はまた別に書きますが、

まとめとして今思っていることは次の通りです。


・汚染があるかもしれない山に登る時は、

 土埃や呼吸からの被爆を防ぐため、N95マスクをしてゆく。

 (呼吸弁なしのタイプはマスク内が結露で大変なことになったので

  排気弁つきを試すつもり。)

・山の水場、小屋の水(沢か引いている水や天水の別を問わず)を飲まない。

 水は安全なものを持参するか、小屋でミネラルウォーターを

 販売しているか事前に銘柄まで確認していく。

 (自分はちょっとこれで失敗しました。)

・線量計を持ち、線量高いところは素早く通過する。

 次回からはそのルートは避ける。

・食料は持参の上、自炊。


それでは、早速次から中央アルプスの測定結果を

書きたいと思います。


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