2019.4.8〜11 東北旅行記 | 名古屋の唄うたい 二村ユーリのブログ「ニム語ロック集」

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音楽活動やプライベートのことを綴っていきます♪

途中まで書いては保存を繰り返し、ようやく書き終えました。笑

またまた遅れ馳せながらですが、今年の4月に東北に訪れた時のことを書き記します。




一昨年と昨年は一台の車にみんなで乗り合わせて向かったのですが、今回は初めて一人で東北に。

事前にインターネットで検索して名古屋駅から仙台駅まで高速バスが出ていることを見つけたので、夜11時半ぐらいの深夜バスに乗りました。







朝8時ぐらいに仙台駅に到着。

平日だったので出勤前のサラリーマンの方々で人通りが多かったです。

朝ご飯はせっかくならご当地的な物を食べたいなぁとフラフラと彷徨って吸い込まれた先は…




仙台駅の近くにあるロッテリアでした(笑)

朝食を済ませた後は地下鉄で少し移動し、レンタカーを借りて宮城県気仙沼市へと向かいました。

仙台から100kmぐらい離れているので、下道で2時間ぐらいのドライブ。

車にシガーソケットが付いていると勝手に思っていたら付いておらず、グーグルマップを常時使いながら向かったので、スマホの残りバッテリーを気にしてソワソワしながら向かいました。。笑




気仙沼に着いた頃には13時ぐらいになっていたので、まず向かった先は毎年お世話になっている居酒屋たすくさんに訪れ、ランチを食べることにしました。







こちらのママさんと事前にLINEで連絡を取り合っていたのですが、夜に訪れると思っていたみたいで、突然の訪問という形になってしまいましたが、何と僕の為に一人分のご飯を確保して下さっていました…!





気仙沼の海の幸を使ったてんこ盛りの海鮮丼。

ここだけの話、かなりサービスをして下さいました。

「接客業はお金じゃないのよ」と笑顔で言って下さったママさんのお言葉とお気持ちが本当に優しくて温かくて、おかげさまで凄く幸せな気持ちになることができました。




気仙沼に訪れる機会がありましたら、是非ご紹介させて下さい!





お昼ご飯を食べた後は、居酒屋たすくさんから歩いてすぐの場所にあり、いつもお世話になっているともしびプロジェクトのキャンドル工房へ。

代表の杉浦恵一さんもスタッフの浅野さんも元気そうで良かった!

今年は寄附金とかもなく、今後も顔を出すぐらいしかできないかもしれないけど、訪れることができる時にまた訪れたいと思います。

工房でゆっくり過ごした後は杉浦さんに同行していただき、4月7日に橋が開通したばかりの気仙沼大島に行くことに。





こちらは大島から気仙沼本土を見た景色で、右に架かっている橋が気仙沼大島大橋(別名:鶴亀大橋)です。



  



大島を車でぐるっと一周した後は、気仙沼に来たら毎回訪れている安波山へ。







日が暮れてきたので再び工房に戻り、杉浦さんの家族と合流して夕飯を食べに行くことになりました!





今回ご飯を食べに行った場所のご近所にまさかのマギー審司さんのお宅が…!笑







前々から気になっていた北かつ まぐろ屋さんに!

気仙沼産メカジキを使用した「かまとろステーキ」と海鮮バラちらしの「バクダン丼」をいただきました!





杉浦さん夫妻と別れた後は宿に。

今回は大浴場もあるアコモイン気仙沼に宿泊しました。

翌日はちょっと早起きして気仙沼市内をジョギングしました!
















1時間ぐらいジョギングした後はホテルで朝ご飯のバイキングを。

この日は気仙沼のお隣りの岩手県陸前高田市に訪れることを計画していました。






高田大隅つどいの丘商店街内にある「桜ライン311」の事務所に訪れました。

2015年に初めて東北復興支援のチャリティーライブを名古屋で開催した際、寄附先であった桜ラインの事務所に一度訪れたかったのと、寄附金で植樹された桜を見るのが今回の目的でした。

シンガーソングライターでもあるスタッフの伊勢雪音さんの運転で、まずは桜ラインのプロジェクトが始まってから最初に植えられた桜の場所に。





震災があった2011年に植えられた桜もこんなに大きく…!





桜ラインは、津波の到達地点に沿って桜の苗木を植樹するプロジェクトで、目の前にはお寺がありました。






移動の道中、大きな防潮堤が何kmにも連なっていて、本来ならば綺麗な海岸線が見えたと思うのですが、無機質なコンクリートであることも相まって、何だか圧迫感を感じました。





側には津波で廃線になってしまった線路も。




この写真の景色は、当時津波が襲ってきた時に消防団員の方が撮影したものと同じ景色の動画が下記のリンク先に上がっているのですが、照らし合わせてみると、とても衝撃的な映像でした…。





寄附金で植樹された桜は正確には特定できないとのことでしたが、この写真に写っているどれかということで、ようやく初対面することができました。

4年前のことですが、こちらも思っていたよりも大きくなっていてビックリ!

桜が植えられている土地の地主さんにもお会いしたのですが、東北弁の訛りが凄くて、地元民でもある伊勢さんに通訳していただきました(笑)

桜の苗木を植えるのにも地主さんの許可がいるとのことで、交渉する苦労もあるようです。

目標としている17,000本の桜の植樹に対して、現在植えられているのが2,000本弱という数字なので、もしご興味がありましたら寄附にご協力していただけたら幸いです。

桜ライン311 ホームページ


伊勢さんとお別れした後は再び気仙沼市内へ。








気仙沼に来たらやはり食べたくなる海鮮物で大好物のお寿司を!笑

前日に杉浦さんと本当は行く予定で、定休日で断念していた鮨智さんにリベンジしてランチをしました。

美味しいお寿司をリーズナブルなお値段でいただくことができるのでこちらもオススメです!




昼ご飯を食べた後は、気仙沼市街から少し離れた所にあり、こちらも3月に完成したばかりの気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館へ。

こちらは津波被害のあった気仙沼向洋高校の旧校舎が当時のまま残されています。

写真を撮っても大丈夫でしたので、こちらのブログを読んで下さっている方に少しでも津波の恐ろしさをお伝えできればと思います。



































信じられない光景が次々と目に飛び込んできて、今までに訪れた震災に関連するどの施設よりも生々しく津波の恐ろしさを感じて、しばらく言葉にすることができませんでした。

もし機会がありましたら一度訪れて自分の目で確かめてみると、より実感できるんじゃないかと思います。




なかなか頻繁には訪れることができないので、帰り道に日本三景の一つである松島にも寄ることにしました!

その中の福浦島に渡ってみることに。

島に架かる福浦橋は別名「出会い橋」とも呼ばれるみたいで、良い出会いがあるとされるご利益のある橋なのだそうです!














福浦島を散策した後は、近くにあった絶景の館というホテルの日帰り温泉で冷えた体を温めました♨︎




帰宅ラッシュなども重なって何だかんだでレンタカーの返却時間ギリギリになってしまい、冷や汗を少しかきつつも無事返却し、仙台駅に着いた頃には夜になっていて、しかも雨が雪へと変わりました…!

4月でもまだまだ冬模様の東北。




帰りの夜行バスまでまだ時間があったので、仙台駅の駅ビルにある青葉亭の「たんカツ」なるものが上に乗った牛タンカツカレーをゆっくりと堪能し、今回の東北旅行を終えました。

これからも可能な限り毎年一回は東北に訪れ、自分の目で東北の現状を確かめ、僭越ながらお伝えしていければと思っております。

お忙しい中、最後までお読み下さってありがとうございました!



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