今回も一段と話が長くなりましたが、最期までお付き合いしていただけると幸いです。
ライブの時のMCでも軽く触れたのですが、今回の合同企画が開催された経緯をまず最初にお話ししますと、去年の8月頃、当時活動していたムラサキサトリというバンドの出演交渉をしに、名古屋の栄にあるライブハウス、MUJICA(ムジカ)に伺ったのです。
その時に店長さんのご厚意で「バンドのライブとは別でソロで出演してみない?」といったお話があり、自分自身のオリジナル曲は少ないし、1人でライブをしたことがまだ無かったので最初は少し迷いましたが、持ち時間が15分ということで気軽に唄えそうだったので、試しに出てみることにしたのです。
結局その時はオリジナル曲を2曲唄ったのですが、今思うと緊張どうこうよりも、一瞬で出番が終わってしまって、ちょっと無謀だったなと思います。笑
それはさておき、その時の決断が後々に色々なミュージシャンの方々と繋がるきっかけになったので、あれが自分の音楽活動の1つのターニングポイントだったなと思います。
その記念すべき初ソロライブの共演者の中に、今回のライブの企画者の1人である、中世古実香ことミカンヌがいたのです。
ミカンヌという呼び名の由来はここでは割愛させていただきます。笑
更に偶然なことに、三重県松阪市にある道の駅、飯高駅で定期的にライブを企画している方が共演者にいて、去年の11月にその方が企画するライブに出演することになったのです。
その飯高駅でのライブの共演者に、今回の合同企画のもう1組の企画者である、言ノ葉という2人組女性ユニットがいたというわけです。
そしてこれは本当にたまたまだったんですけど、その日ミカンヌも飯高駅でのライブに出演するという偶然も重なり…
そのライブの終演後に「今度は名古屋でライブを企画しよう!」と4人で約束を交わし、そこから月日が流れ、今年の6月6日についに合同企画開催へと至ったというわけです。
3組では少し物足りなかったので、言ノ葉の知り合いのオグロックをゲストとして招き、4組での共演となりました。
と、ここまでが今回の合同企画ライブの経緯です。
こう振り返ると見事に縁が繋がっています。
ここで少し裏話を挟みますと、本番を迎えるまでに全員ではないですが、1度だけ集まって打ち合わせを行ったのです。
本番から大体1ヶ月ぐらい前の話です。
実はその打ち合わせの前の段階で、企画タイトルが本当は「星降る夜空の楽宴祭 vol.1」というものだったんです。笑
でも急遽成り行きで現タイトルに変わったということがあったんですね~。
陽の目を見ることができなかった企画名のために、ここで一応暴露しておきました。笑
ではそろそろ本番当日の話に移りたいと思います。
ライブを観に来ていただいた方はもうご存知なのですが、ライブの1番最初に出演者全員で1曲カバーを披露したんです。
ちょうど言ノ葉のシホちゃんがベースを弾けるし、僕はカホンを持っていたので、今回バンド形式で演奏しようということになりました。
曲は、企画名にもなっている福耳というユニットの「星のかけらを探しに行こう」です。
そんなこともあり、会場入りする3時間ぐらい前にイオン名古屋みなと店の中にある島村楽器に全員集合し、スタジオで2時間練習することになりました。
この日のために、僕は1ヶ月ぐらい前から音源を聴きながら毎日コツコツとカホンの練習をしてました。
なので、カホンの扱いはほぼ素人といっても同然です。笑
その素人さ故に、加減も知らず叩いた結果、指に血豆みたいなものができてしまいました。。。
初合わせではありましたが、バンドっぽさは出てたと思います。
会場入りの予定時刻までまだ少し時間があったので、イオンの中でみんなでご飯を食べることにしました。
美味しかったのですが、何故かあまり喉を通らなかったです。。。
本番前で何だかんだ緊張してたのかも。。。
イオンを後にし、そこから会場までは車で約10分ぐらいで着きました。
今年の4月に初めてライブを観に訪れた「夜空に星のあるように」というライブバーが今回の会場です。
僕は一応名古屋市の港区に住んでいて、会場から近い所に住んでいるわけではありませんが、同じ港区内でライブをすることになるなんて昔は全く想像もつきませんでしたし、とても感慨深い気持ちになりました。
この会場を知ったのも名古屋で音楽活動を始めてからのことだったので、結構最近です。
会場選びをしてくれたミカンヌに感謝です。
近くのパーキングに車を止めて機材を降ろし、16:00頃からバンドのリハが始まりました。
全体の音のバランスや立ち位置が決まった所で、その後は1組ずつリハをしていきました。
ここでも1つお話ししておきますと、出演者のオグロックが次の日の早朝に静岡で用事があるということで、この日の出番が終わってすぐに新幹線で静岡に向かわなければならなくなってしまったので、最初に集合写真を撮ることになりました。
なので、本当はバンド演奏も、当初の予定では1番最後に演奏するという裏事情が実はあったのです。
そしていよいよ19:00を少し回った頃、ライブがスタートしました!
カホンはカホンで楽しい!
が、しかし…
この次が僕の出番だったのですが、演奏が終わった時点で僕の指は腫れ上がってしまい、今だからこそ言えるのは正直ギターのネックを握るのも一苦労でした。。笑
でも徐々に痛みを克服していったので、ギターの演奏技術はさておき、演奏自体にはそこまで支障をきたさなかった…と自分では思ってはいます。
ここからは写真と併せて順番に追っていきたいと思います。
本番当日に急遽オグロックがバックでギターソロを弾いてくれることになりました!
事前の打ち合わせは全く無し、僕の曲も一切知らない、そもそも今日初めて会うというのに、曲に合わせてソロを弾けるなんて、驚きの一言!
自分の曲が自分の曲じゃないみたいで、唄っていて本当に気持ち良かった!
MCの時には見事にいじられ…というよりもコメンテーターが近くにいた感じでした(笑)
でも前日に出来たばかりの新曲を褒めてくれて正直嬉しかったなぁ。
続いて、尺八という楽器の演奏者とコラボしてのオグロックの演奏!
尺八の音色もカッコ良かったし、オグロックの唄声も熱かった!
どう見ても年下には見えないなぁ。。笑
オグロックは出番が終わった時点ですぐさま静岡へと旅立ちました。
この場を借りて改めて今回出演してくれて本当にありがとう!
言ノ葉の2人の仲の良さも素敵だし、曲のメロディーラインがどれも自分好みで良いんです。
CDも販売してるので是非手に取って聴いてもらいたいです。
ライブはライブで2人の掛け合いを見てると微笑ましくなります。笑
ライブの数もたくさんこなしてるし、とても安定してるなぁといつも思う。
MCも上手いしなぁ。。
写真の貼り付け枚数の関係で写真を載せられないですが、観に来ていた音楽仲間のお客さんをステージに上げて唄わせてしまったり。。笑
曲も良いし唄も上手いし、毎回刺激を貰ってます。
といった感じで出演順にザックリと見ていきました。
今回は持ち時間が1組あたり40分あり、各々が新曲を披露したりとチャレンジしていました。
僕のセットリストはこんな感じでした。
1. はじまり(新曲)
2. Shooting Star
3. 心の旅(コピー)
4. あの娘が好きだ
5. 青春応援歌
6. 新曲
7. 大好きだ
前述した通り、出来たばかりの新曲をこの日初披露し、6月6日はAKB総選挙もやっていたので、それにあやかって仮タイトルは「絶望的リフレイン」(笑)
曲の詳しい内容はまたの機会にしますが、何とか今回の企画ライブに間に合わせることができました。
それから今だから言えることは、本当は8曲やる予定で、「大好きだ」という曲の前に「感謝の唄」を唄うつもりでした。
あと、お客さんを巻き込んだミニゲームも考えていたり…
思っていたよりも時間が押してしまったので、急遽変更になったという事情がありました。
40分の持ち時間は初めてのことだったので、とても良い経験になりました。
長いようで気づけば本当にあっという間でしたね。
初の企画はそんな感じで幕を閉じました。
でも内心はというと…
今回は思っていたよりも緊張してしまいました…。
もっと自然体でゆる~くライブができるかなぁと事前にイメージしていましたが、何だか自分のイメージ通りにはいきませんでした。
自分の出番が終わった後は半ば放心状態で、他の演者さんや観に来てくれたお客さんに対しても配慮が足りてない部分があったなぁとも思いました…。
そんな色々な感情が頭の中を駆け巡り、ライブが終わった後はしばらく何も手がつきませんでした。
自分に音楽の才能なんて無いのかなぁ?といった疑問や、そもそも楽しんで音楽をやれてるのかなぁ?といった疑問まで生じるようになってしまい…
でも観に来てくれたお客さんからはお褒めの言葉をいただけたり、夜空のスタッフさんからも嬉しい言葉を掛けてもらったり、例えお世辞だったとしても前向きに捉えることにしようと考え直しました。
やっぱりMCが下手くそだったとしても、それはそれで自分の個性として生かしていけば良いし、着飾る必要も無いなって。
もっと自信を持っても良いのかなって。
1人でも自分を応援してくれる人がいたり、評価をしてくれる人がいるのならば、自分はこれからも唄い続けようと心に決めました。
もちろん根底は「自分がまずは楽しんでいる」です。
もうこれからは反省はそこそこにして、ありのままの自分を受け入れていきたいと思います。
少しダークな内容になってしまったので、最後は明るい話題で。
時間も時間だったので、新栄にある昭和食堂で。
普段朝型なのもあるし、ライブ後の解放感で眠気が半端無かったです。。笑
でもライブ後にミュージシャンが打ち上げをするという光景に密かに憧れを抱いていたので、ようやく夢が叶いました。
でもやっぱり深夜は辛いな。。笑
結局夜中の3時ぐらいまで飲み食いしてました。
トークの内容は割愛させていただきます。笑
お土産までいただいて本当に嬉しいです。
静岡には2年間住んでいたので思い出がいっぱいありますし、自分にとって第2のふるさとといっても過言ではないです。
恩返しというのはおこがましいかもしれませんが、必ずやまた静岡でもライブをしたいと思います!
今回の合同企画も今年の秋頃にまたやれたらと話が上がっているので、vol.2開催も実現したいと思います。
次回のライブは少し空きまして…
2015年7月28日(火)
「New Encounter vol.8」
場所:MUSIC BAR BOB(上前津)
時間:OPEN 18:00 / START 18:30
入場料:前売 ¥2,000 / 当日 ¥2,500
※入場時ドリンク代別途¥600
出演者:榊 将太郎(東京) / JIRO channel / 二村ユーリ / Yu / and more...
といった内容でライブをします!
共演者に知り合いがいるので少し安心(笑)
7月はライブが1本だけですし、まだ期間もあるので、今までの経験を踏まえて新たな一歩を踏み出せるライブができたら良いなぁと思います。
僕自身、学生時代は勇気が無くて授業中に手を上げられなかったし、女の子とも全く話せなかったし、そもそも人見知りだったし、そんな人でも人前で自由に唄えるようになれるんだということをいつか証明したい。
公式ウェブサイト














