おそらくこれからは、航空部のことをぶつぶつと書くと思うので、今回は航空部1というタイトルにした。
航空部という精密機器のような組織に自分が入って適応していけるのか。親にもまたあの感じでやんわり反対されそうでやだなあ。
精密機械のような、というのを説明しておくと、航空部員というのは本当に隙がなく、きっちりと役割分担がなされているのである。
グライダーを飛ばすその緊張感が部品チェックからしのぶ弁当の予約当番まで全てにおいて行き届いており、どの役割をとっても抜かりない。
特に日中の訓練中を見て思うのだが、働きアリの原理が適応されない集団ってあるんだと思うほどに全員がそれぞれの役割を全うしている。
そんな集団であるだけに、やはり名門というべきかエリートの道を辿ってきた者が多い、というか、まだ自分に似たバックグラウンドを持つ航空部員には会っていない。
そんなこともあり、やはり自分にできるのか?という疑問が常に頭の隅のほう、いや割と真ん中らへんにモヤモヤとしている。
しかしこんなことをしている成高卒は自分くらいしかいないと思うし、今までの元成高生が見たことのない景色をみているようで、なんだかとても嬉しく、そして興奮する。
こんな派手なことをしている自分が、あの小さな街の小さな一角に収束されていると考えると、田舎から上京して奮闘するバンドマンと似たマインドになってしまう。
と言ってしまうと意外とそのままの例えだった、
(こんなことを仲良くしていたクラスの面々に話したら、おそらくまた『そんな綺麗なんじゃないから』と言われてしまうだろうな。)
てかアマプラで上京バンドマンの映画が見たくなってきたぁあぁ。さようなら。僕はこれから東武動物公園に向かいます。なんか1週間の大半を埼玉で過ごしている気がする。(そういえばこの前、食堂の部屋で「えっ、自販機の補充って明大サポートがやってるんですか、埼玉まできてるんですか、』と言った時になぜかその場がしらけ、
航空部員は彼らの青春を費やすこの場所(埼玉)を未だに受け入れられてないんだ、と思い知り、そのマインドにちょっとドン引きしている自分がいた。以上。)