こんにちは、ニモです。

 

先日、「四柱推命ってどうやって占うんですか?」と聞かれたので、それについてお答えしたいと思います。

 

専門用語が多くて、わかりにくいかもしれませんがアセアセ

 

出来るだけわかりやすく、を目指しますねウインク

 

【四柱推命】って縁がない人には触れたこともない世界ですもんね。

 

 

しちゅうす

 

 

 

ちまたには、占いって色々ありますよね。

 

星座占いは結構スタンダードで、雑誌の後ろの方に載ってたりするし。

 

手相占いやタロット占いは、だいたいどうやって占うか想像つきますもんね。

 

では、【四柱推命】ってどうやって占うんでしょう?

 

 

 

【四柱推命】の【四柱】は四つの柱です。

 

生まれた年・生まれた月・生まれた日・生まれた時間、これが四つの柱です。

 

【四柱推命】の【推命(すいめい)】は「命を推す(めいをおす)」ことです。

 

推す、の意味は色々ありますけど、「証拠により結論を下す」という言い方がしっくりきますね。

 

生まれた年・生まれた月・生まれた日・生まれた時間から、四つの柱を出します。

 

これを「命式(めいしき)」または「八字(はちじ)」といいます。

 

四つの柱(命式・八字)を見て、さまざまなことを推察するといったところでしょうか。

 

 

 

【四柱推命】は「陰陽論(いんようろん)」と「五行論(ごぎょうろん)」の考えを基盤としています。

 

 

「陰陽論(いんようろん)」と「五行論(ごぎょうろん)」から十干(じゅっかん)と十二支(じゅうにし)が出来ました。(諸説あり)

 

 

十干=甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸

 

十二支=子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥

 

この十干(じゅっかん)・十二支(じゅうにし)を組み合わせ六十干支(ろくじゅうかんし)が考案されました。

 

 

【四柱推命】ではこの六十干支を使用します。

 

六十干支は、甲子、乙丑、丙寅・・・ではじまり、最後は癸亥まで続きます。

 

癸亥までいくと、また甲子に戻ります。

 

還暦(かんれき)はこの六十干支からきています。

 

干支を一巡し、もとの干支に戻るからです。

 

 

 

 

高校野球でおなじみの「甲子園」は、大正13年に出来上がりました。

 

この年は「甲子」年だったので「甲子園」と名付けられたようです。

 

「甲子」は干と支の始まりなので、縁起がいいとされたのも要因のようですね。

 

 

 

今年の2022年は「壬寅」年になります。

 

このブログを私が書いているとき(2022年10月28日 20時過ぎ)に生まれた子供は、下記の命式・八字になります。

 

仮にA男さんとしましょう。

 

 

  時  日  月   年

  

  乙  甲  庚  壬

  亥  子  戌  寅

 

 

上記の命式・八字を使って、A男さんの木・火・土・金・水(もっかどきんすい)の五行(ごぎょう)のエネルギーと陰陽(いんよう)(陰=マイナス、陽=プラス)のエネルギーをみていきます。

 

それに加えて、寒暖燥湿(かんだんそうしつ)のバランスもみていきます。

 

五行のエネルギーは流通を好みますので、木・火・土・金・水と流れるのが理想的です。

 

それに加えて、寒暖燥湿(かんだんそうしつ)のバランスもとても大事です。

 

A男さんは、木(乙・甲・寅)・土(戌)・金(戌)水(壬・亥・子)はありますが、火がありません。

(私が習う四柱推命では戌には土と金が含まれます)

 

 

10月は季節としては秋の終わりなので、火がないのはエネルギー的に少し気になるところです。

 

細かくみていかないと判断できませんが、火は少しでも欲しいところです。

 

 

 

 

木・火・土・金・水それぞれの五行のエネルギーの強い、弱いの判定・寒暖燥湿のバランスを見終わったら、次は大運(だいうん)という10年ごとの運を出してきます。

 

 

 

A男さんの場合は、以下のようになります。

 

立運(りつうん)という第一運がはじまる時期は人によって異なります。

(A男さんの場合は3歳立運です)

ここはまた別の機会で説明します。

 

 

3辛亥

13壬子

23癸丑

33甲寅

43乙卯

53丙辰

63丁巳

 

 

10年ごとの干支で、木・火・土・金・水の五行のそれぞれのエネルギーの強い、弱いの判定・寒暖燥湿のバランスを見ます。

 

10年ごとのおおまかな運気の判定をしたあと、流年(りゅうねん)という一年ごとの運を細かくみていきます。

 

細かい見方は色々あるのですが、まだうまく説明できません。

 

また書けるときが来たら、書いてみたいと思います。

 

 

 

以前も少し書きましたが、【四柱推命】ではさまざまなことがわかります。

 

 

①父母との縁(縁の厚い・薄い、援助の有無)

②配偶縁とその時期(結婚出来るか、出会いの良い時期)

③子女縁(子どもに恵まれるか)

④兄弟姉妹との縁(兄弟姉妹は自分の助けになるか)

⑤もって生まれた性格

⑥病気の出やすい部位とおおまかな年齢(病気の出やすい時期)

⑦適している職業

⑧自分の能力で稼げるか(サラリーマンが向いてるか、自営業が向いてるか)

⑨生まれてから18歳ぐらいまでの運の傾向

⑩成人から晩年までの運の傾向

⑪晩年に入ってからの運の傾向

 

 

これだけのことがわかるなら、やっぱり早めに知る方がなにかと得な気がしますね。

 

私は現在は会社員ですが、サラリーマンは向いてないな~ってつくづく思いますキョロキョロ

 

自分の命式・八字をみると、サラリーマン(棒給生活)は向いてないんですよね・・・。

 

 

 

私の師匠はいつも、「四柱推命は人生の地図」と言っています。

 

地図がある、と、地図がない、では大違い。

 

自分のことを客観的に知りたいと思う方には、もってこいだと思います。

 

お子さんいらっしゃる方は、こどものことも知っておきたいと、思うかもしれませんね。

 

 

 

私はまだまだ勉強中です。

 

でも、どういった鑑定をしていきたいのか、どういった鑑定が望まれるだろう、についてはいつも考えています。

 

一日でも早く、少しでもお役に立てるように、頑張って勉強しています。

 

あなたの鑑定が出来る日を心待ちにしています照れ