2月10日

 

永谷園の『お茶漬け海苔』を開封すると、東海道五十三次掛川宿の絵だった。

明日はココに行こうって閃いた。

以前から辿っている京都からの旧東海道サイクリングを、今回は浜松宿から掛川宿まで走ってみた

 

 

 

  浜松宿から見附宿へ

 

東海エリアへは、07:07の米原駅発の特別快速に乗れば、乗り換えなしで09:47に浜松に着く

まずは去年のNHK大河ドラマ『どうする家康』で人気スポットになった浜松城へ。

 

江戸から29番目の浜松宿は、浜松城の城下町だけど、空襲や再開発で旧街道の雰囲気のある場所はない。

旧街道も交通量の多い県道になっている。

 

天竜川を渡る中野の渡し。

静岡県では数少ない中ノ町道路元標が残っている。

 

JR磐田駅北口に立ち寄る。

樹齢700年と言われるクスノキとご当地キャラクターのしっぺい。

(モデルの霊犬悉太郎は信州では早太郎と呼ばれる。ゆるキャン△にも出てたよね)

 

 

  見附宿から袋井宿

 

見附宿も旧街道を感じさせる風景はない。

しかし、旧見附小学校の見学は楽しみだったんよね。

 

明治5年(1872年)に公布された学制発布により建てられた、木造2階+2層の楼を持つ4層建ての疑洋風建築。

文明開化の雰囲気が伝わるこの頃の建物が好きだ。

 

館内は、教育の歴史資料館になっている。

 

明治初期の初等教育は6歳から10歳の4年制で、男女別の教育だったそうだ。

教科書には、富士山は日本で2番目に高い山とある。

当時は統治していた台湾の新高山が、日本で一番高い山とされてたからやね。

 

 

  ヤマハ発動機コミュニティーセンター

 

磐田市にある『ヤマハ発動機コミュニティーセンター』を訪ねた。

ヤマハ発動機の歴史や、バイクやボートなど製造している製品を展示している。

 

お客さんの殆どは、やっぱりバイク乗りやったね。

 

1977年にホンダのロードパルに対抗して発売された『パッソル』がなつかしい。

 

私が乗ってたのは、1982年発売の『サリアン』やったけどね。

 

 

今でも一番好きなバイクはRZ250。

ネイキッドにでかい丸目がたまらない。カラーリングは青のアールが付いたやつがいい。

カストロールとタクティクスの匂いが蘇って、泣きそうだ。

 

 

  袋井宿

 

歌川広重の東海道五十三次の浮世絵では、袋井宿は街道沿いの松と休憩する人工の構図だ。

松並木をゆけば、旧街道をゆく気分も盛り上がる。

 

江戸から27番目の袋井宿は、東海道のちょうど中間地点。

観光案内所の東海道どまんなか茶屋で、お茶を頂いた。

 

 

  宇刈4連隧道

 

旧東海道の県道253号線を東に向かって走る。

道端の石道標の『村松を経て宇刈村に通ず』の表示にしたがって、宇刈村に向かった。

 

以前から行きたかった『宇刈4連隧道』に立ち寄るのだ。

林道のわずか100mの区間に、素掘りのトンネルが4か所も連続するんだって。

 

千葉県の房総半島に見られる観音掘り風?

 

最後のトンネルを抜けると、一面の茶畑だった。

掛川茶の産地だもんな。

 

これで、行きたいトコリストの一つにチェックが付いた。

全リストクリアまでは、まだまだ遠いけど。

 

  掛川宿

 

今日の東海道ゆくサイクリングのきっかけとなった歌川広重の掛川宿の構図の場所はココ。

大池橋からの風景だ。

約200年前の風景を想像してみる。

 

掛川宿は、戦国武将山内一豊が改修した掛川城の城下町。

 

日中は10℃以上の気温となり、手袋を外すくらいだったけど、日が傾くと一気に冷えてくる。

久しぶりの旅サイクリングの満足感とお尻の痛み、一日中ペダルを回した太ももの疲労感が心地よい。

身体が冷えてきてお風呂に入りたくなったので、市内観光を切り上げて掛川市内に投宿した。

 

 

約50キロ走行

 

 

 

 

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