2月3日

 

温暖な気候のせいか、岡山のイバさんは寒さの苦手毎年で、冬場は毎年3月くらいまで遊びの誘いがない。

なのに金勝アルプスへの誘いがあったのは、体重が増えたのでダイエット目的なんだって。増えた体重がなかなか減らないのは、年齢的に筋肉量が減って基礎代謝が減ったせいと思うけどね。

 

 

  近江湖南アルプス

 

滋賀県南部の栗東市と大津市に跨る標高500mの田上山地は、近江湖南アルプスとも金勝(こんぜ)アルプスとも呼ばれ、花崗岩の浸食による巨岩や奇岩の見れる人気のトレッキングコースなんだって。

イバさんに教えてもらうまで、滋賀県民なのに知らなかったんだけどね。

 

スタートは大津市上桐生の一丈野駐車場。

ルートは落ヶ滝線で標高490mの鶏冠山へ。

標高500m付近の北峰縦走線で奇岩の天狗岩で遊ぶ。

最高峰の竜王山に寄って、狛坂線で下山するベーシックの12キロコース。

 

一丈野駐車場の利用料は500円。

これで一日遊べるんだから、安いもんだと思う。

駐車場のトイレを利用して、9時40分にスタート。

 

 

鶏冠山に直登する北谷線ルートでなく、落ヶ滝に寄り道する落ヶ滝線をチョイス。

花崗岩のザラザラした岩と砂の道が続く。

 

 

落ヶ滝、10時30分。

水はチョロチョロと・・・

現在の滋賀県は、びわ湖の水もマイナス60cmと水不足やもんね。

 

北峰縦走線に合流。

看板通りに歩けば、迷子にはならない。

歩けなくなった人は、湖南消防本部に電話してコールポイントを伝えると、救助してもらえるそうだ。

 

鶏冠山は標高490m、11時20分。

 

お腹が空いたので予定より早いけど、景色のいい所でお昼ご飯。

今回もイバさんがガスコンロを持って来てくれたので、カップ麺を食べる。

私はコンロを持っていないので、こんなのが楽しい。

 

 

 

  天狗岩

 

花崗岩の奇岩の風景が広がる。

 

代表的なポイントが天狗岩、標高509m。12時40分

 

ロープや鎖で岩登りするって、ワクワクしちゃう。

やっぱり、ちょっと危険な場所が楽しいって人間の本能なんやと思う。

 

 

ここで1時間近く遊んでしまった。

お昼をココで食べればよかったな。

 

離れてみるとこんな場所。

 

近江湖南アルプス最高峰の龍王山は標高604m。 14時00分

 

下山前に分岐の白石峰のベンチで、オヤツタイム。

ダイエット中のイバさんは、差し出したチョコレートを断っていたが、コーヒーにはたっぷりと砂糖を入れていた・・・

 

 

  狛坂摩崖仏

 

狛坂線で下山していると、新名神高速道路が見える。

あそこまで約400m下るんだな。

 

途中には平安時代初期に彫られたとされる、高さ7mの狛坂摩崖仏がある。

静かな山中にあって神秘的な感じがする。

 

金勝の山々は脆く、砕けやすい花崗岩の山だ。

その砂礫が雨水共によって琵琶湖から淀川に流れ、大阪湾を埋めてしまった。

江戸時代末期の治水工事を指導したのが、オランダ人の土木技師、ヨハネス・デ・レーケさんだ。

 

オランダ堰堤のデ・レーケ像まで降りてきたら、ゴールはすぐそこ。16時30分

 

神戸に住んでいた頃に、六甲山を歩きたくて買ったトレッキングシューズを3年振りに履いたけど、なんとか歩けてよかったよかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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