12月10日
外国人旅行客が戻ってきて、再び賑やかになった京都。
紅葉シーズンの終わった今の季節でも、普段の180%増量の観光客数だろう。
こんな時に京都なんて行くもんじゃないけど、自転車ならちょっと工夫すれば、空いているスポットを楽しむ事が出来る。
12月の彦根サイクリングクラブの定例会は、そんな場所へのポタリングだ。
保津峡をポタリング
輪行で向かった京都駅だけど、駅前が集合場所だったら人の多さで嫌気がさしちゃっただろう。
今日は京都駅33番線ホームの嵯峨野線に乗り換えた。
集合場所は、一般客が殆ど降りない保津峡駅なのだ。
なんで一般客が降りないかと言うと、周囲に建物のない山の中の駅だから。
保津川に架かる鉄橋の上が駅になっている、変わり種駅だ。
7名の参加メンバーと保津川に沿って走る。残った紅葉を眺め、路面の落ち葉や小枝を踏む音を楽しむポタリングだ。
この吊り橋の向こうはトロッコ保津峡駅。
保津川の渓谷沿いには、嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車が走る。
トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅までの7.3kmを、1日8往復している観光列車だ。
保津川下りの舟にも手を振る。
嵯峨野に向かうには、六丁峠を越える。
九十九折れの急坂は、さっさと自転車を降りて押せばいい。
その為に歩ける靴で来たんだから。
六丁峠。
上ってきた水尾側を下六丁峠、嵯峨野側を上六丁峠と呼ぶのだそうだ。
ここから鳥居本の赤鳥居までは、六丁の所以となった6町の距離(約650m)の急な下り坂だ。
嵯峨野をポタリング
嵐山から歩くには距離のある鳥居本エリアは、観光客も少ない。
自転車で来るのがピッタリな場所だ。
鳥居本町並み保存館で、周辺の歴史を知る事も出来た。
嵯峨野の細い道を散策。
観光客の多い所は、自転車を押してお互い安全第一で行きたい。
目的地はココ『御髪神社』、詳しい説明は要らないだろう
日本で唯一の、そのご利益がある神社なのだ。
外国人も悩みは一緒なんだな。
有名人の絵馬や、ペンネーム『ミノキ兄、ミノキ弟』に思わず吹き出す
嵯峨野と言えば『竹の径』
アジアの外国人はすごく喜んで写真を撮っていたけど、竹より頭を撮ってる様なもんだった。後で消しゴムマジックで消すのだろうか?
ここまで来たら嵐山で記念撮影。
十三参りの法輪寺へ。
十三参りは京都で行われる成人の儀礼で、12歳の子供が大人になる為の知恵を授けてもらい、厄除けをするというもの。
私も大人になる知恵を授けてもらいたいもんだ。
久しぶりに嵐山サイクリングロードを走る。
今は京奈和自転車道として、整備がされているようだ。
1次解散は観光客だらけの京都駅を避けて西大路駅。
時間が早いので、もう少し走るメンバーもいるけど、私はココで輪行袋を広げた。
約17キロ走行
※彦根サイクリングクラブでは、毎月の定例サイクリングを行っています。
活動に興味のある方は、お気軽にコメント下さい。
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