GWが過ぎてから7月上旬位までの2か月間が、ビワイチに最適な季節だと思う。
まだ朝と昼の寒暖差はあるけど、徐々に北からの風が弱くなり、日照時間も長くなるからだ。
2021年5月以来、2年ぶりにビワイチフル200kmに挑戦した。
ビワイチ 彦根港スタート
今回も、輪の国びわ湖のビワイチ認定システムを活用する。
履歴を見ると、今回で13回目のビワイチだった。
★チェックポイントの彦根港を7時50分にスタート。
天気予報では、最低気温11℃、最高気温19℃
午前中北西の風1m、午後から北西の風4mだった。
GW前に、ポジションを見直した。
長距離を走ると、ヒザに痛みが出る様になったからだ。
CAAD9を組んだ約10年前から、ポジションを変えていない。
10歳も年を取ると、体は固くなって肩も上がらなくなっているし、筋力も低下しているはずだ。去年の手術で体重も変化してるし、身長も縮んでいる。
なにより、走り方が変わってるじゃないか。
年齢に合わせて、自転車を買い替えるまでしなくとも、ポジションの見直しはするべきだった。
今回、サドルを下げて、ハンドルを送ってブラケットを上げ、200km走って様子をみる事にした。
★長浜城、8時15分 25分経過 12km地点
湖岸道路を反時計回りに回る、ビワイチ定番のコース。
立夏を過ぎた湖岸道路には、若葉の緑や日差しだけでなく、女性ジョガーの白い足も眩しい。
気温12℃、北西の風2mで走りやすい。
★道の駅みずどりステーション 8時50分 1時間経過 24km地点
先週のGW中には、50人のローディーが休憩していた道の駅も今日は私だけだ。
★賤ヶ岳トンネル 9時15分 1時間25分経過 33km地点
大音交差点が道路の付け替え工事中、旧道へのアプローチが少し変わっている。
★塩津浜ローソン 9時30分 1時間40分経過 37km地点。
ココもローディーの補給ポイントの定番スポットだけど、お客さんはゼロだ。
さっき追い越した、外国人のペアツーリストがやって来たけど、外国語で話しかけられると困るので先に出発。
静かな湖畔で、補給食のあんぱんを頬張る。
折角、景色がいいんだから、コンビニで立ち食いじゃもったいないでしょ。
奥琵琶湖は、水がきれいだ。
★海津大崎 10時15分 2時間25分経過 50km地点
寄り道 メタセコイヤ並木60km地点 3時間経過
★マキノ メタセコイヤ並木
10時50分 3時間経過 60km地点
★今津港 11時30分 3時間40分経過 70km地点
★白髭神社 12時40分 4時間50分経過 91km地点
ブルーラインで、自転車走行レーンが広がってはいるが、車の走行スピードが速いのは相変わらず。
自転車もドライバーも、わき見運転しがちで怖い場所。
対岸に近江富士と呼ばれる三上山が見えてくると、琵琶湖大橋は近い。ピエリスタートの人はゴールまで、残り10kmだ。
フル一周の200kmに挑戦中の人は、時間と体力の不安とケツの痛みに耐えかねて琵琶湖大橋渡ろかな?なんて弱気になる場所でもある。
浜大津128km 6時間50分経過
堅田から県道558号線を一気に南下する。
★浜大津港 14時40分 6時間50分経過 128km地点
私は誘惑に負けず、フル一周コースを選択。
びわ湖の南湖一周は50kmだ。
向こうに琵琶湖大橋が見えるので、走ってきた軌跡を確認する事で、達成感を感じれるのが南湖一周のいい所やね。
★サイクリストの聖地・BIWAKOモニュメント
16時10分 8時間20分経過 152km地点
ここまで150km以上走って、ヒザに痛みはない。
サドルを下げたポジションの変更は、体に合ってる様だ。
あのベンチ184km 10時間経過
道が狭く、長らくブルーラインの工事をしていた水茎岡山城跡の上りは、工事が完了して通行できるようになっていた。
今後は藤ヶ崎龍神社への迂回コースと、状況に合わせてコースを選ぶ事にする。
★あのベンチ 17時50分 10時間経過 184km
夕日を見ながら最後の補給は、セブンイレブンのもっちりぷるるん黒糖わらびだ。
★彦根港 18時30分 10時間40分経過 192km
日の入りの18時47分までにはゴールできた。
認定システムの、ポイントのチェック時間って、一覧で見れるんやね。
便利やけど、タイムを競ってる訳じゃないし、毎回ビミョーにコースが違うので、トータルタイムだけ、参考にしておこう。
ロングライドの尻の痛みについて
私は、ビワイチで走れなくなるほど、お尻が痛くなって困った事は無いが、一般的な痛みに対しては、こんな対応をしてる。
①サドルに当たる座骨が鈍く痛む場合。(殆どの人の尻の痛みはコレだと思う)
・サドルに座る位置を前後に動かしたり、ハンドルを持つ位置を変えて骨盤の角度を変える事で対策する。頻繁に大げさにする事。
②尿道付近の痺れやチクッとした痛み。
長い時間、同じポジションでサドルに座っている時に起こる現象。
・時々、立ちこぎを交えて、サドルからお尻を浮かせる事で対応。
③内股のスレ、擦りむき
下着などのシーム(縫い目)と肌の擦れが原因。
男性なら、陰嚢の位置も関係あると思うので、走り出す前の『たまあげ』は必須。
柔らかい生地の、シームレス下着の着用。
お尻が痛くてサドルを変更する人が多いけど、私はサドルに特に拘りはない。
2万円のサドルでも、3000円のサドルでもビワイチできている。
『ケツが痛いのは、鍛え方が足らんからや!』と若い頃にマ先輩から指導されたからかも・・・
サドルとの相性ってあるのかもしれないけど、痛みに対しては先に書いたように、座る位置がまずは大事だと思う。
その為にも、サドル高とサドル角度のポジションチェックは大切だ。
尻より肩が凝りがちなので、私の場合は、サドル沼じゃなくて、ハンドル角度沼なんじゃないかな。
ポジション変更の備忘録
200km走って、ヒザ、腰の痛みはない。
頸椎ヘルニアによる、左手首より先の痺れの発症も出なかったが、やや肩が凝るのでハンドル角は再確認する。
・サドル上面は水平、サドル前後はセンターとするのは今まで通り。
・ブラケット位置はもう少し上げたいが、ハンドルを送り過ぎて角度的にカッコ悪い。バーテープ巻き直す際に、ブラケット位置を変更しよう。
これからの10年の為に、長距離走れるポジションを探りたいと思う。
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