GW近くになると、サイクリング熱が一気に高まるな。
湿度の低い風が気持ちいいし、青空が広がると新緑の緑が目に鮮やかな景色がいい。
今日は秋には紅葉で有名な永源寺方面に、ビワイチマイレージの地点ポイント巡りを兼ねて行ってみよう。
湖東エリア 新緑ライド
ビワイチマイレージ地点ポイントの【金剛輪寺】は、湖東三山の一つで、天台宗の古刹だ。県内有数の紅葉の名所でもある。
愛荘町は町内の40%を田畑が占める農村地帯。
田植え前の田んぼを眺めながら、丘陵地帯を行く。
永源寺ダム 右岸周回ルート
永源寺と奥永源寺の山村景観は、日本遺産『琵琶湖とその水辺景観』の構成文化財だ。
永源寺は臨済宗永源寺派の大本山。ここも紅葉の名所だ。
入り口のトイレがきれいなので、利用させてもらっているけど、実は一度も入山した事が無い。
滋賀県の稲作地帯は、天井川や伏流水で水不足になりやすいので、1952年に愛知川上流に灌漑専用ダムとして作られたのが永源寺ダム。
今日は右岸のルートでダム湖を一周する。
右岸の道は、冬季には通行止めなので、道路は荒れ気味だ。
沿道には桜が植えられていて、新緑の風景が素晴らしい。
しかし、路肩や駐車場付近では夏場のマムシやヒルに注意が必要だと思う。
道の駅 奥永源寺渓流の里
滋賀県東近江市と三重県いなべ市と繋ぐ、国道421号線は2011年3月に石榑トンネルが開通するまで、ほぼ車の行き来は無かったはずだ。
12月から4月位まで冬季閉鎖の通行止めになるし、石榑峠はコンクリートブロックで幅員2mの通行制限を行っていて、軽自動車しか通れなかったんだから。
今では三重県からの、ドライブやバイクツーリングの観光道路になっていて、道の駅奥永源寺渓流の里が、立ち寄りやすい休憩場所になっている。
施設は閉校した旧政所中学校を利用している。
今日のランチは、ふる里まなびやさんの『永源寺ダムカレー』に決めていた。
ドーンと乗っているのは、地元で獲れた岩魚(イワナ)のフライ。
(日によっては、鹿肉唐揚げの時もあるとか)
カレーの具材は、キノコとコンニャクだ。
愛知川の源流の山村風景の集落を見て回る。
黄和田と政所集落の産品は、政所茶とこんにゃく、木工品だ。
永源寺に引き返して、ビワイチマイレージ地点ポイントの【池田牧場】へ向かう。
青空に気温が上がってきたので、併設するジェラートショップ香想で休憩だ。
わたむきグリーンロード
千草越えは織田信長ゆかりの場所だ。
1570年5月、敦賀の金ヶ崎で朝倉義景と戦っていた信長は、朝倉長政の離反によって撤退する。朽木から京都を経由して美濃へ逃げる時に、日野蒲生氏の手助けによってここの道を通った。
朝倉氏の追手から逃れた事で、翌6月の姉川の合戦へとつながるのだ。
県道188号線(相谷原杣線)の原集落から、西明寺を経由して国道477号線の音羽交差点まで『わたむきグリーンロード』と名付けられている。
丘陵地帯の気持ちのいい林道だけど、幅員が狭く離合できない場所もあり、自動車には走りにくいだろう。
細かいアップダウンに汗をかいたので、西明寺の清水で顔を洗わせてもらった。
国道477号線の音羽交差点から振り返ると、綿向山が一望できた。
左から竜王山、綿向山、水無山だ。
日野町内のビワイチマイレージ地点ポイントに立ち寄って、帰路は近江鉄道のサイクルトレインにする。
サイクルトレインが日常的に使えるって、滋賀県はサイクリングの環境が整っていると改めて思う。
硬券の切符を握って、ローカル線に乗り込んだ。
滋賀県のこの辺りを走りました。約70km
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