3月11日

 

毎年、12月中旬から自転車に乗らなくなる岡山のイバさん。

温暖な地域に住む岡山県人は寒さが苦手なんだと、いつも言い訳にしている。

啓蟄を過ぎると、『そろそろ、どっか行かない?』って連絡があるのは、毎年の恒例行事だ。

 

 

  日本遺産 日本茶800年の歴史散歩

 

イバさんとの待ち合わせは、近鉄京都線の三山木駅。

岡山市から高速道路で来るイバさんは、アクセスの悪さに不満げだったけど『今日は、日本遺産 日本茶800年の歴史散歩~京都・山城~の構成文化財を見ながら走るんですよ』とコース説明すると、『いいじゃん!』と反応がいい。

 

個人的に私の【行きたいトコリスト】の先をコースにしたんだけどな。

やっぱりイバさんとは、好みも足も口も合うわ~。

 

■飯岡(いのおか)の茶畑

13世紀に中国から伝わったお茶は、15世紀の室町時代には山城の国で栽培され、飯岡地区では最高級茶葉の玉露が栽培される様になった。

 

飯岡地区に残る低地に水田、傾斜地は茶畑、上部に民家が配置される典型的な茶農家集落の風景は、日本遺産の構成文化財だ。

 

 

  城陽市 青谷梅林

 

『観梅もできないかな?』ってリクエストなので、私も行った事がない城陽市の青谷(あおだに)梅林に立ち寄る。

 

いつも覗いているブログ記事から【行きたいトコリスト】にメモったばかりの場所なんだよね。

最近の陽気で、一気に咲いた梅の甘酸っぱい香りが、広い梅林公園を漂う。

 

売店で後輩らしく、先輩におやつをねだる。

イバ先輩に奢ってもらった時のお礼の言葉は、40年前から『ごっちゃんです』だ。

 

イバさんが喜んでいる時の『いい!とてもいい!』を背中で聞きながら、梅林を歩いた。

 

昼食は、手打ちうどんやまびこ青谷店。

アドバイスは素直に受けるタイプなのでね。

 

11時開店で、11時10分に着くと4組待ちだった。

アドバイスが生かせてない・・・

数量限定の牛すじカレーうどんを頂く。

関西風の柔らかめで細いうどん、カレーつゆは最後まで飲み干してしまう美味さ。

 

しょうがご飯を頼まなかった事が心残りだ。次回の宿題にしておこう。

 

サワヤカさん、参考になりました。ありがとう。

 

 

  木津川サイクリングロード

 

『きずサイ』って呼んでた木津川サイクリングロードも、京都から奈良、和歌山までのサイクリングロードがそれぞれ接続されて、『京奈和自転車道』って名前になっていた。

京都とビワイチルートを接続する計画もあるんだとか。

 

日中の最高気温は22℃。

朝の気温に合わせたウエアのローディーは、失敗した~って思ってるだろう。

 

■江戸時代には木津川の水運で大阪にお茶が運ばれた。

木津川沿いは上津屋、浜台周辺は浜茶の産地だ。

 

淀川河川公園さくらであい館

桂川、宇治川、木津川が合流し、大阪方面への淀川となる場所。

同様に京都、大阪、奈良からの自転車乗りが合流する場所でもある。

ウェアの選択を間違えた人たちは日陰で汗を拭いていた。

 

売店ではこんなものも売っている。サイクリストに優しい施設だ。

トイレもキレイ。もう少し自動販売機の数を増やして欲しい。

 

 

  淀の河津桜

 

イバさんから『関西で河津桜を見れる場所はないの?』と聞かれ、『関西には河津桜の名所は無いんです』と答えていたが、あったんやね。

 

淀の河津桜は、京阪淀駅、京都競馬場の南側。

淀水路沿いに300本の河津桜並木が満開になっていた。

 

水路脇に約1.5キロ続く緑道を自転車を押し歩く。

まだまだ河津桜並木は関西では珍しいので、いい所を見つけたと大喜びの私たち。

 

ふしみもも丸はお城まつりの広報大使だとか。マダムにモテモテだった。

近くに淀城址から来たのかな?

 

 

 

さくらであい館に戻って、並走しながらダラダラ走れる木津川右岸を流し、上津屋橋(ながれ橋)を渡って帰路につく。

 

冬場の3カ月は全く自転車に乗らないイバさんも、見どころが多くて平坦なサイクリングロードのコースは楽に走れたみたいだ。

ゴール後、強い日差しに火照った顔で満足気だった。

 

最後に、伊藤園のお茶で乾杯と思ったら『俺、ダイエットコーラね』って、今日の『日本茶800年の歴史散歩』ってテーマをすっかり忘れてたのは、イバさんらしい。

 

約55キロ走行

 

 

 

 

 

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