芸術ってものに縁がないので知らなかったけど、滋賀県にも芸術大学ってあったんだな。

眺めていたスマホで、絵画展のある事を知った。

 

テーマは『琵琶湖とその周辺の山々や里山、自然と人の暮らしの調和』で、生徒や絵画講習会の参加者の作品展だ。

描いている人は、どんな風景に『滋賀県らしさ』を感じているのだろう?

それが気になって滋賀県大津市にある成安造形大学に行ってみた。

 

絵画には水彩絵具や油絵具、パステルや色鉛筆など、色んな表現方法があるんだな。

ステージクス高島の風車の風景は写真の様に線がシャープで色彩もはっきりしていて現代的だ。

 

県外の方の作品は、浮御堂や比叡山を望む琵琶湖など、琵琶湖と分かるスポットを描いている物が多い。

やはり、滋賀県イコール琵琶湖ってイメージなんだろう。

 

でも、県内の人はどこでも見られる里山の風景が多い。

きっとその人の故郷のイメージなんだろうと想像する。

 

美術館で有名画家の作品を観るなら肩も頭も凝るだろうけど、一般の人の作品なら『この人はこう感じてるんだな』って素直に鑑賞する事が出来た。

 

 

芸術学科のコースには、イラストレーションや美術、情報デザインや造形的な物があり、実習棟には木や鉄や石などの材料がゴロゴロ置いてあって、まるで町工場のようだった。

 

校舎内には学生の作品も展示されている。

これは横断幕とかに使われる生地のターポリンを使った衣装や帽子などの作例。

 

大きい鋼鉄製のモニュメントも作品の一つ。

 

目を引いたのは、名誉教授で造形作家の今井祝雄(のりお)さんの作品。

『湖を見るヴォワイアン1994-2010』

※同じものが、宮崎県のサンメッセ日南にも設置されている。

 

成安成形大学がある大津市仰木は、比叡山の麓の丘陵地帯で、棚田や石垣の民家の風景が残る里地里山の地域だ。

気持ちいい景色を求めて、丘陵地帯の細い道に入り込んでみた。

 

雑木林の中に細い道がクネクネと続き、ポツンポツンと民家や小さい畑が現れる。

今日の絵画展のテーマの『琵琶湖のその周辺の山々、里山風景』ってここにあるなって感じた。

 

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