11月6日

 

出発前の天気予報だと、別府から南下して宮崎に向かうと降水確率は80%、熊本だと40%だ。

景色は期待できないけど、やまなみハイウェイを走って熊本に向かうルートを選択した。

雨なら連泊って手段もあったんだけど、別府にはもう3泊もしてるしね。

 

別府から阿蘇までの県道11号線は、通称やまなみハイウェイだ。

由布岳を越えて湯布院へ向かう。

 

本来なら高原の草原に九重連山の迫力のある景色となるが、今日はしっとりって感じ。

紅葉を求めて多くの観光客やハイカーが訪れていた。

 

大学1回生の時に、まだサンフラワーになってなかった関西汽船に乗ってやまなみハイウェイに来た事がある。

その時は九重連山も見えない位の雨だったので、今日はその時よりマシだと慰める。

瀬の本高原の紅葉もすばらしい・・・んだろうな。

 

別府から約90キロで阿蘇の外輪山を走る県道45号線のミルクロードに合流。

扇谷展望台から大観峰方面を見るが、やはり景色はよくない。

カルデラ壁に張り付く農道は恐ろしいほどの急坂だ。ジェットコースターに乗れない私は走れそうにない。

 

小雨だがずっと雨が降っているので、道の駅阿蘇で雨宿りの休憩。

自転車だと雨具の中が汗で濡れるのが不快で寒いけど、バイクだとしっかり雨具を着ていれば不快感はない事が解った。

 

道の駅阿蘇に隣接する、JR阿蘇駅前にワンピースのキャラクター『ウソップ』像が立っている。

 

これは熊本出身のONE PIECE作者の尾田栄一郎さんが、2016年4月の熊本地震復興へ向けてのメッセージをきっかけに県と連携して行われている復興プロジェクト。

被災地へのキャラクター像の設置やスタンプラリー、ラッピング列車など観光PRが行われている。

 

今日は、他の麦わらの一味にも会いに行く事にする。

大工のフランキーは被災した線路を直す為に南阿蘇鉄道の高森駅に派遣され、ロビンは校舎が被災した東海大学阿蘇校舎で支援活動をしているって設定だ。

 

ロビンのいる東海大学阿蘇校舎1号館は、震災遺構として見学する事が出来る。

 

校舎敷地内に発生した断層の隆起や亀裂が保存されている。

 

校舎の中に断層が通り、教室の床に地表段差が発生していた。

東海大学阿蘇校舎以外にも、南阿蘇村には震災遺構として県道57号線沿いに崩落した阿蘇大橋や山腹崩壊、地すべりの跡を見る事ができる。

 

ナミは西原村の俵山交流館にいる。

サンジは給食センターが被災した益城町のミナテラス。

ブルックは音楽大学や住宅が被災した御船町のふれあい広場。

チョッパーは動植物園。

メンバーはそれぞれの被災地に手助けに行っていた。

※ゾロは2021年12月大津町に設置予定

※ジンベイは設置場所選定中

 

船長のルフィーは熊本県庁のプロムナードで熊本県民にエールを送っている。

 

足元には尾田栄一郎さんの手形。

 

景色を楽しむ事のできない雨天のツーリングとなったが、見学やゆかりの地巡りなど楽しむ事はできた。

今日の被災地への訪問や状況をブログで紹介する事が、何らかの形で復興支援になればと思う。

 

 

熊本でこの旅2回目の『湯らっくす』さんに訪問。

またしても整いました。

 

242キロ走行

 

 

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