11月3日

 

重要伝統的建造物群保存地区とは文化保護法に基づき、文部科学大臣が歴史的や文化的に価値を認めた地域の事。

略して重伝建地区と呼ばれる。

重伝建地区では私の好きなレトロ風景に出会えるし、その町の歴史を知る事が出来るので出来るだけ訪ねたいと思っている。

しかし、以前は30か所程度だった重伝建地区も、現在では120か所以上にになってるのは、自治体の観光スポットとして箔を付けたいからかな?

 

■重伝建地区の大分県日田市豆田町(まめたまち)

周囲を1000m級の山々に囲まれる日田盆地。江戸時代初期より幕府天領となり、九州全体治める郡代が置かれた。

政治的にも交通的にも九州の中心となり江戸や京大阪の文化の影響を受けて小京都とも呼ばた。

林業や日田金と呼ばれる大名貸しを行う豪商により、日田は豊かな町となった歴史をもつ。

 

花月川の向こうに立つ薫長酒造の煙突は町のシンボル。

 

大分県内で最も古い薬局の岩本薬局は日本丸館は国指定有形登録文化財。

製薬資料や生活用品の展示を見学できる。

 

商家草野本家と日田資料館。

 

町はずれの駐車場にカブを停めて、路地までウロウロ。

レトロな街並みを見て回りました。

 

■JR久大線豊後森駅

 

駅に隣接する、旧豊後森機関庫は鉄道マニアの聖地なんじゃないかな?

京都の梅小路機関庫や岡山の津山機関庫と同規模の扇形庫と転車台が残っている。

 

久大線が開通された1934年に開設された豊後森機関庫はディーゼル化によって1970年に廃止となった。

扇形機関庫と転車台は近代化産業遺産で国登録有形文化財に選定されている。

二階堂酒造のCMのロケ地で、私の九州にノスタルジーを感じさせるポイントだ。

 

見学していると観光列車の『ゆふいんの森』が豊後森駅に停車した。

デザインは三戸岡鋭治さんだ。

 

三戸岡さんがデザインした『ななつ星in九州』が運行された2013年に、ななつ星のこげ茶色のカラーに合わせて、豊後森駅の駅舎もこげ茶にリニューアルしたそうだ。

三戸岡さんは熊本駅や日田駅のリニューアルデザインも手掛けているが、どちらも外壁はこげ茶色なので、きっと好きな色なんだろうな。

 

レトロ風景を満喫した後は、由布岳を越えて別府へ向かった。

 

今日から3泊、別府温泉郷に投宿して湯治の予定だ。

 

160キロ走行

 

 

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