1月30日
神戸から走り出すなら西か東の方向になっちゃう。
北に向かうと六甲山のヒルクライムコースになるからね。
東の大阪方向に向かうのに、山手幹線や旧西国街道、国道43号線とかあるけど、西宮までなら国道2号線が意外と走りやすい気がする。
西宮からは国道171号線の裏道となる旧西国街道をたどる。
武庫川左岸の堤防にかつての『渡し場』の跡を発見。
そんな旧街道の跡を見つけたり、雰囲気を感じるのが楽しい。
西国街道の昆陽宿があった辺りには、稲野村道路元標も残り、やはり主要道路だったんだなと思わせる。
猪名川を越えると、先日も来た伊丹空港だ。
今日は北側の土手から、多くのギャラリーと共に離陸する飛行機を眺めた。
コロナ禍の緊急事態宣言下なので、出来るだけ兵庫県内で遊ぼう。
猪名川を遡上して、川西市へ。
以前から『行きたいとこリスト』にあった三ツ矢サイダー発祥の地を訪ねてみる。
平野鉱泉が発見され、平野水として炭酸水を販売したのが1884年だそうなので、140年前から炭酸飲料ってあるんだね。
私は大阪府南部の出身なので、兵庫県の川西市、猪名川町や大阪北部の豊能町や能勢町に走りに来たことが殆どない。
山林や田園、里山風景がステキなエリアなのはわかってるんだけど、大阪市内を抜けて車の多い幹線道路を走らなければならない事が気の向かない原因だった。
それでも日帰りじゃ厳しいエリアだったので、高校生の時に玉泉寺ユースホステルを利用して一泊二日で走りに来たことがある。
川西市の一庫ダムへ向かう。
治水ダムとして、竣工したのは1983年の事なので、高校生の時には建設中だったんだろうけど覚えてないや。
知明湖と命名されたダム湖の周回道路は車も来なくて快適でいい雰囲気だ。
今日の目的地は、ダムの建設によって沈んだ旧国道173号線の手彫りトンネルである龍化隧道。
植村治郎兵衛さんの自費で、1916年に作られてからダムに沈むまで67年間も現役だったんだね。
龍化隧道はダムの水位が上がると水没してしまうので、いつでも見れるわけではない。
そんな幻のポイントだった『行きたいとこリスト』に、また一つチェックを付けることが出来た。
道の駅 いながわで休憩。次回はここで食事してもいいな。
『行きたいとこリスト』に挙げて、久しいのは木津から林田の集落に抜ける、『くろまんぷ』と呼ばれた津坂トンネル。
岩盤を掘って作られた岩の色からくろまんぷと呼ばれたと想像する。その壁面も擁護されて一部が見れるだけだが、雰囲気があるな。
今はないけど、栃原のレンガトンネルは赤まんぷ呼ばれていた。
県道33号線から県道327号線を繋ぎ、武庫川に沿って三田に抜け、神戸電鉄の道場南口で日が暮れたのでゴールとして輪行で帰宅。
『行きたいとこリスト』をいくつかチェックできたし、川西市や猪名川町が山林や田園、里山風景がステキなエリアだって改めて確認できました。
約95キロ走行
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