神戸散歩　再度山（ふたたびさん）とヴィーナスブリッジ

神戸市内を散歩しているとすぐそこに山が見える。

裏山って感じなので、午後の散歩で行ってみよう。

山に向かう石道標には大師道の案内。

再山道は再度山（ふたたびさん）に向かう参詣道の事で大師道と呼ばれる。

神戸山手女子高校の前から再度谷に沿って山道が始まる。

再度山の名前は弘法大師が８０４年に神戸の大和田泊から唐に向かう際、船旅の無事と学問成就を念じて参詣し、帰国した際に再び参じた事に由来するそうだ。

再度山大龍寺まで丁石のカウントダウン。

まだ青々としているが、渓流沿いは一面のモミジ。

晩秋には、紅葉が素晴らしいだろう。

六甲山縦走路との交差点が大龍寺。

最後の階段が結構きついので、仁王門を見学するふりをして汗を拭う。

こんな山の中のお寺なのに、BMWに乗った三ノ宮でお買い物する様な格好のマダムが３人が参詣していたのに驚いた。

毘沙門堂は中風よけの寺としても有名だそうだが、そこまで有名なお寺なのか？信心深い人たちなのかな？

再度山まで元町から大師道で約２時間弱の行程だった。

明治の初め頃、三ノ宮の外国人がハンター坂から善助茶屋までの毎日登山を始めたそうだ。

毎日登山発祥の碑がある。

そばの東屋のノートには、立ち寄った人たちがそれぞれメッセージを残していた。

私の歩いた大師道なら散歩気分で来れるので、お年寄りも多い。

更に六甲山縦走路の菊水山や鍋蓋山、摩耶山を絡めればそこそこのハイキングコースなるので人気があるみたい。

ヴィーナスブリッジに立ち寄る。

なるほど、いい景色だ。

恋人の聖地で定番のカギを掛ける行為は、このモニュメントにするんだって。

カギが一杯になると溶かしてハート型のプレートにして地面に埋めるそうだ。　

夜景スポットで有名だけど、そんな時間まで待ってられないので帰る事にしよう。

まわりはカップルばかりでおじさんは邪魔だろうしな。

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