非武装中立憲法。
アメリカがつくった。
そのうちに自衛隊というものができた。
当初、非難の的にもなった。
今ではそのようなことはない。
軍隊を持たない。
交戦権がない。
自衛権がない。
9条はこのように理解される。
さて、国を守ることと国民を守ることとは同一なのだろうか。
戦争は国を守っても国民を守らない。
日本には戦国時代があった。
各地の武将が争った。
死ぬもの、逃れる者がある。
殺し合いである。
戦国時代の実態であろう。
とうじ戦争は禁止するなどの文面は存在しなかった。
日本は、敗戦の教訓として不戦、非武装の誓いをたてた。
アメリカの押し付けであったとしても、結果オーライではないのか。
国を守るという言葉が飛び交う。
国民を守るとは言わない。
国を守ることは国民を守ることだとすぐさま反論がでそうである。
だが、これはちがう。
明らかにちがう。
アメリカは、日本を守っているのだからカネをつかえという。
つかったらいい。
防衛費を1%から2%にしてもいい。
アメリカに守ってもらっているのだから。
事実関係はどうでもいい。
日米安保が日本を守っているとすればいい。
事実関係はどうでもいい。
日本はアメリカと中国と仲良くすればいい。
米中関係は深い溝にはならないだろう。
日本の軍事力はなんの役にも立たない。
同時に、国を守るのでなく国民を守ることが重要である。
戦争は国民の犠牲を最大化する。
たとえ占領されたとしても、
国民の犠牲が最小限に抑えられればそれにこしたことはない。
日本国民を皆殺しにすることはないだろう。
国土は何百年かすれば回復するかもしれない。
人の命はそれほどに尊い。