経済一辺倒の国のありように不自然さをと感じるこの頃である。
誰も疑問に思わないかのような報道が日常化している。
世論調査では、政府に求めるものが経済となっている。
経済は善であるという洗脳に近い感覚が国民の中に広まっている。
経済が良ければすべてよしということか。
成長の余地がある場合にはそれでよかったのかもしれないが、
日本が経済の先端を走る時代は過ぎた。
日本政治の不定見がそれを如実に示している。
忖度などいうことばが政治の世界で使われるなどあり得ない。
無能政治家の長期政権で日本は世界の足場を失なった。
経済困窮自殺者とコロナ感染死者を同列に並べる論さえ登場した。
現在においてもその本質は変わっていない。
日本の将来像を見直す時に来ているのではないか。
あまりにも経済にとらわれすぎている。
これからの日本は福祉国家を目指すべきであろう。
野党はビジョンを示すことができない。
自民党の土俵から抜け出すことができないのだ。
コロナ対策にしても経済にとらわれすぎている。
経済第一主義から解放されなければならない。
経済という言葉が呪文のように絡みついている。
国家の安寧は経済にはない。
価値観を問い直すべきである。
