一頃、イタリアの医療崩壊が日本で報じられた。
医療崩壊という言葉がためらわずに使われていた。
日本ではひっ迫という言葉が頻繁に使われていた。
当然のことながら医療の崩壊も心配されていた。
大阪の状況がそれにあてはまるのかどうか。
命の選別が行われているのではないか。
1日で55人の死亡者数は尋常ではない。
それでも大阪については医療崩壊という言葉は使われていない。
医療崩壊ではないのだろうか。
それとも医療崩壊という言葉を避けているのだろうか。
イタリアのことでは人ごとのように使われていた医療崩壊ということばである。
これをWスタンダードというのだろう。
その裏に見え隠れする思惑。
これはもう日本的というしかない。