ペースメーカー | 明日に向かって台上前転

ペースメーカー

義父母と同居しております。

いわゆる2世帯住宅です。


非常に優しいお父さんお母さんで、とっても楽しい同居生活、実際わが家に触発されて2世帯住宅建てちゃった友達もちらほら。

これはもう、ひとえに、義母がたいへんできた人だからだと思います。


あったかくて、働き者。

自分の分なんて最後で、いつもみんなに不足が無いか心配りをしてくれる。

しかも、しかもですよ、お金は出しても口は出さない。


これが。

これがねえ、普通ありえないですよねえ。

逆の話はよく聞きますが。


義父はちょっと頑固者でワンマンな人ですが、根が優しくて人情家なので、私にもマゴにもとっても親切です。

ホント、私は幸せ者だなあ。


そんな親に育てられたオットも、もちろん良い人で、しかもハンサムだ。(関係ないし)


そんな幸せな毎日が急変。


父さんがゴルフ中にばったり倒れたのだ。


慌てて駆けつけた救急病院で「心停止が4回ほどありました。この2~3日が山です。ご家族は病院に寝泊りしてください」って言われて愕然。


すぐにカテーテル検査→ひどい不整脈→ペースメーカー装着→細い血管にバルーン手術・・・


お父さん、オトウサンどうなっちゃうの?


鉄人と異名をとり年に100回もゴルフラウンドするお父さんが、ICUから出てこない・・・


お母さんがめっきり老け込んじゃって、表情もうつろ。

家の中、灯が消えちゃったようにしーんとしている。


でもこれが。


さすが鉄人、すぱーっと復活したのだ!!


術後の経過も良好で、心停止の影響も無く、輸血のせいか顔色も良くなって、ぴんぴんしている!


「この病院は、えらく飯がまずい!」とか、文句まで言っている!!


お父さん~~~よかった~~~~。


担当医にも、「いやあ、元気になられましたねえ。半年たったら、またゴルフできますよ」と、太鼓判。


やっぱり幸せは健康の上に成り立っているんだなあ。


当たり前のことをありがたくかみしめている、我が家でした。