夫「行ってくるね」
私は頷くのがやっとだった。
私は歩く事はもちろん、体を動かす事もできない。
ただただ、ベットに寝ながら、心配で不安な気持ちで待つ事しかできない。
長いあいだ待っていたような気がする。
夫が部屋に戻ってきた。
私は、かすれる声で「赤ちゃんは?大丈夫?」
すぐに聞いた。
夫の顔を近くで見ると顔色がわるい。
「落ち着いて聞いてね。赤ちゃんは産まれた時に仮死状態だった」
私は、あまりのショックに気を失いそうになった
夫「でも、新生児科の先生が産まれすぐに処置してくれたから今は呼吸ができてる」
夫「今後、まだ検査が必要だから、何日かかかるみたいだけど、結果がわかったら詳しい説明があるよ。
ただ、赤ちゃんは目が見えないとか耳が聞こえない可能性あるって」
心が張り裂けそうだった。
息ができないくらい私は泣いた。