皆さんこんにちは!!
Joy in Manipurです。
今日もブログ『インド北東部山岳部族に嫁いだ私』に来ていただき、ありがとうございます😊
今日は1日暖かったですね。桜🌸も今週末までのようで、実家周辺も桜が散り始めています。

日本🇯🇵に来てしみじみ感じることは、やはり『平和』な国なんだなぁということ。
日本でも、変質者が出たりとか詐欺、殺人事件などいろいろと物騒な世の中だとは思うのですが、マニプールで報道されることと言ったらやはり異なる部族同士の紛争に関するニュース…。
テロリスト組織がドローンによって民間人を狙撃したり、民間人によって組織されたグループが警察官に他部族への攻撃を指令したりと私にとっては信じがたいことばかり…
外資企業がなかなかマニプールに進出しにくいのも理解できます…山岳地帯を多く占めており、なかなかインフラも整っていないことも原因かもしれませんが、日本の外務省が定める危険レベルもレベル2で「不要不急の渡航は止めてください」と言われていますしね
現代でも争いが絶えない地域ですが、マニプールの州都インパールには日本財団の支援によって建てられた『インパール平和資料館』があります。https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/imphal
先の大戦で日本軍がイギリス軍と激戦を繰り広げたRed Hill(インパール近郊)がマニプールにはあり、ミャンマーからインパールの攻略に挑んだ日本軍が、深い森の中で飢餓やマラリアにより多くを犠牲にしたとも言われています。
この平和資料館が建立されたのは実は2019年で、私がマニプールで結婚した2年後。資料館のことは話に聞いていましたが、インパールまで出掛ける機会もなくなかなか行けませんでした。
そしてついに今年の1月に、夫とこどもたちと夫の親戚家族と訪れることが出来ました。


入館料はインド人20ルピー、外国人200ルピーです。

資料館では兵士たち個人の手紙や軍服なども展示され、尊い命を落とした兵士たちへの鎮魂の意味も込めており、また、当時山奥で日本軍と連合軍の戦いを垣間見た現地の部族から見た視点(大戦においてはどちらの側にも立たないが、食糧や住居の支援は行っていた)なども説明されていました。
すぐ近くに記念碑もあります。

