みなさんこんにちは、マニ子です!
今日もブログ『北東インド山岳部族に嫁いだ私』に来てくださり、ありがとうございます!
昨日は、午前中勤務先の学校で教諭と保護者の会議(まぁ話し合いですね)がありました。
10時開始なのに、掃除担当のスタッフが昨日しっかり準備できていなくて40分の遅れ
もう慣れましたよ…
いや、本当なら慣れてはいけないところなのですが、なにせここ農村僻地に暮らすマジョリティがこういう状態なので、マイノリティの私がどうこうできる問題ではありませんどうこうしようとすると、アホらしく感じてくる
ことが多々あります
ただ、大都市で外国企業や日本・日系企業で働く人がこれをやってしまっては❌ですよね
私も、自分でお金をやりくりして事業を開始し出したら、時間厳守に関しては必ずキツく言います
さて、肝心の学校での話し合いですが…
結論から言うと、来週月曜から高学年Grade8〜10(日本では中2〜高1の学年)までの生徒は、毎日朝6時30分〜9時30分の3時間に4科目の授業を開始することになりました。
集まったほとんどの保護者が、Nursery(日本で言う保育園年少ですね)からすべての学年の授業を開始してほしいと懇願していましたが、今日からすでに10月に入り、10月にはこの地域は大人もこどももほとんどが稲刈りをするので、学校も本来なら3週間ぐらいまたおやすみになります
そして、この地域の学校は12月はじめには年度末を迎えるので、いま再度学校を開けたとしても実質一ヶ月しか勉強する時間がありません(あまり意味ないですよね)。
学校を再開するということは、当たり前ですが教師に働いてもらわないといけないことで、お給料の支払いは絶対
↑こんな当たり前なことを強調しないといけないとは…
うちの学校の保護者は、学費の滞納グセがひどくてそれが原因で教師のお給料が支払えず、教師のモティベーションが下がってることも問題です。
学校を再開するなら、滞納されている学費の支払いは年度末まで必ず支払ってもらいたいと私はキツく言いました。誰も何も言い返してきませんでしたが、分かってくれたのかどうかも分かりません
そして何より、全校生徒400人弱の生徒たちに四六時中マスクを着用させることの大変さ。
保護者だってもうすでに危機感なくなっていて、どうやったら生徒たちに暑い中ずっとマスク着用を義務化させることができるのでしょうか強いて言えば、休校前(インドコロナウイルス第2波到来前)で既に教師ですら半数ほどマスク無着用でしたから
今日の話し合いだって、マスク着用率ゼロに近かったです👆
…と、話を戻して。
ぶっちゃけ、マニプール州政府からはどの教育機関もPhysical classの遂行はまだ許可が下りてないので、そこが一番の突っかかりどころで、理事会もそれをいちばん気にしていました。
まぁ日本なら政府から許可が下りてないことは諦めますが、ここはインド🇮🇳。なんとかしたいとか、なんとかできるとか思ってるインド人がたくさんいることいること(笑)。
話し合いが終わり、夕方になってバザールで人から聞いたところ、今週月曜から再開した他の学校に、政府だか警察だか分かりませんが偵察に来られたみたいで「政府が許可してないから学校開けてはだめです、休校してください」と言われたようです
私たちは来週授業始めるのですが、だいじょうぶですかね
学校関係者としては、生徒のことをいちばんに考えて行動をおこすべきなのですが、やはり命に関わることとなると躊躇します。
いまは、大概が消極的ですがオンライン授業などの必要性はこれからもっと高まる気がします。こういったネットワークやインフラの問題は、見返りが大きいので民間企業が出てきたほうがこの先解決しやすいのではないかと最近強く思います。

