みなさんこんにちは、マニ子です!
今日もブログ『北東インド山岳部族に嫁いだ私』に来てくださってありがとうございます!
みなさんは、国際結婚と聞くとどんなイメージを持ちますか?
憧れや素敵だなぁといったイメージ、言葉も違うし大変そうだなぁというイメージでしょうか
私自身、5年前にマニプール州で夫と結婚し、今までで経験したてきて感じていることは国際結婚って想像以上に大変です…
国際結婚している人それぞれの環境が違うので一概に言えませんので、これから綴ることはあくまで私個人の経験ですのでご了承ください。
私の夫は、インド政府指定部族ロンメイナガ族(Scheduled tribe Rongmei Naga)で、お酒ばかりにお金を注ぎ込んでいるせいか彼の実家は本当に貧しい家庭です。彼の実家に限らず、村全体が貧しい貧しいと言っています。
私から言わせてもらえば、日本の農村には行政サービスがきちんと存在しますが、インドは広すぎて僻地には行政サービスがちゃんと行き届いていないゆえの貧しさだと。医療、福祉、教育、あとは都市部もまだまだの水道電気関係が充分に機能していないけれど、住民が行ってきた本来の生き方(自給自足)のおかげで生活自体は成り立っています。
上っ面だけで判断して、日本からお嫁さんが来たよ〜!と大騒ぎだった結婚当初、私は夫の村の人々(村ではほとんどが家族同然みたいな感覚でした)から、過度の期待とプレッシャーを感じました。
みんな、私がJICAや政府関係者とのコネを使って、村に開発プロジェクトを持ってこれるとかfundを取れるだとかいろいろ想像されるみたいで、よくそういった話をふっかけられました。
どうしてそんな簡単に捉えられるのと不思議でならないです。
今は他村に移住していますが、学校に勤めていると「日本から〇〇を援助してもらえないか」とか「政府から資金援助はしてもらえないか」とか言われて、みんなやっぱり考えることは一緒なんですよね
大学生のときに初めて学んだ開発学で、北(ヨーロッパ主にイギリスやアメリカ)が南(アフリカや南アジア諸国、並びにラテン諸国)をつくったという解釈がありますが、まんざらでもないそのとおりで、みんな、先進国が自分たちを援助してくれると勘違いしているんです。
話は逸れましたが、私はあなた達を援助するために夫と結婚したわけじゃないんですよ〜と声を大にして言いたい時がたくさんあるほど、大変です、、
あとはやはり、自分の家族にかんたんに会えないことは想像していた以上につらいです…
私の両親は、私たちの結婚に反対などすることもなく、マニ子はゆくゆくは海外で結婚するんじゃないかと思っていたよ〜なんて言われ…私も、ずっと海外で生活してきたし、これからもなんとかなるっしょ!なんてノリ(笑)でしたが、結婚生活ナメていました☝


