みなさんこんにちは、マニ子です!

今日もブログ『北東インド山岳部族に嫁いだ私』に来てくださり、ありがとうございます!

今日は、住んでいる学校敷地内のグラウンドに生える雑草がぼーぼーで伸び放題だったので、夫と義弟が朝から性を出してグラウンド整備に性を出していました。
右に写るのは宿舎のダイニングホールです。現在は休校中なので、宿舎には誰もいません。

実は来年、私達が暮らすこの地域で、各村から数人の現地住民に呼びかけてきのこ栽培の技術普及トレーニングを行いながら、それぞれできのこを栽培し、ゆくゆくは共同で生産者グループや組合としてきのこを販売していく事業を展開しようと考えています。

きのこは、たくさんの栄養価を含む食物です。
私が北インドアラハバードで働いていた時もきのこ栽培の普及に取り組んでいました。
が、都市部はともかくアラハバード農村では『きのこは犬や猫の排尿の後に生えるもの』という言い伝えというかデマがあり、みんな口々にそんなことを言っていたので、なかなか当時は広まりにくいかと思われていました。
当時の栽培風景

ただ、ここマニプールでは現地の環境次第ですが、ほとんどの山林にきのこやきくらげなどが生殖しているので、ロンメイナガ族も、というかほとんどの部族がきのこを好んで食べます。

私たちが暮らすこの地域は、特に温厚多湿な気候が手伝って、他地域よりも多くのきのこが栽培されています。


私が校長として勤務している学校でも、まぁ課外授業という形できのこ栽培のトレーニングを実施した際にも、なかなか良く育ちました。
学校の課外授業にて、きのこの菌床を稲藁に混ぜているところ。

これは生徒向けのトレーニングでかなり規模の小さいものでしたが、私達の暮らす学校敷地内にきのこ栽培用ハウスを簡易的に設置し、現地住民に模擬的に栽培方法をデモンストレーションし、それぞれが各家庭で栽培していけたら、少しは収入の足しになるのでは、と考えています。
第一回の収穫時。
ただ、きのこは乾燥したり、加工すると付加価値がぐんと上がる食品なので、ゆくゆくは現地住民とともに生産者グループを形成して、会社とはいかないまでもグループとしてきのこやその加工品を販売していく計画を立てています。

従来、焼畑農業を主流として、米やその他野菜などを育てているこの地域の住民たちですが、持続可能かどうかという点を問われるとやはり疑問です。

また、多くの青年が定職につかずに手持ち無沙汰にして村内をうろちょろうろちょろしているのも私はかなり見てきました。

学校勤務時も、多くの保護者が経済的な理由で学費を滞納し、教諭の給料を定期的に払なくななる問題に直面してきました。

1年を通して定期的にきのこを栽培・販売していくことが定着すれば、現地住民の収入が安定し☝のようなことも減っていくのでは?と考えます。


夫がきのこ栽培に関する技術知識があるので、彼と一緒に事業を始動していく予定ですが、いかんせん資金が足りないので、現在は、某クラウドファンディングを通して、資金集金をしていく準備段階にあります。将来的に、きのこ栽培ハウスの施設をグレードアップや乾燥施設の建設、生産者グループ形成のための資金などもクラウドファンディングで集金できたら、と考えています。

おいおい、クラウドファンディングがスタートしたら、このブログでもアップデートしていきますので、どうか皆さん応援よろしくお願いいたします!



今日も最後まで読んでくださってありがとうございました!


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