こんにちは、マニ子です!!
今日のブログは、ロンメイナガ族について。

私の夫は、インド政府も認定しているロンメイナガ族という指定部族出身です。ナガ族というのが部族として大きなくくりであるのですが、その中でもまた話す言語が違ういろいろな部族(英語ではSub-tribeと言っています)があり、夫の部族はロンメイになります。

インド、というと長い歴史の中で、イランなどのアラブ諸国から移住してきたアーリア人種の方がイメージ湧くと思います。それ以前にはインド先住民と言われているドラヴィダ人が居住していた歴史があったり、中国の国境と近いアルナチャルプラデーシュ州には日本人に似た顔のモンゴロイドの人種が多いことなどを考えると、インドには本当にたくさんの人種が暮らしています


ロンメイナガ族は、彼らの話す母語の発音などの類似点から中国から移住してきたと考えられています。モンゴロイド系ですので、日本人の顔つきに似てると言えば似ています。山岳部族ですから肌は多少黒いですが、ドラヴィダ人ほどではないです。


👆こういう服装が民族衣装です。女性が着てるものをpheisoiと言います。以下のように、教会に行く時は女性は色鮮やかに着飾り、本当に綺麗ですラブラブ!!ただ、腰?お腹?に巻いているだけなので、慣れるまではすぐにずれ落ちたりでなかなか着る時はハラハラします。これはみんなHandmadeで作っており、最近の若い子たちはあまり織物ができない、と言われているようですが、その技術はお母さんから子へと伝えられてきています。



ロンメイナガ族だけでなく、ナガ族全般に言えることですが、動くものは何でも食べます。強いて言うならネズミ以外全部かな…。鶏や牛、豚などのメジャーな動物はもちろん、ヘビ、イノシシ、野生のシカ、イタチみたいな動物、バッタ、気に生殖する昆虫の幼虫、蜂🐝の幼虫、タニシ、亀、カエル…まさに自然界の恵みを存分に受けて暮らしている感じです。現代も食べています。冷蔵庫がない家庭がほとんどですので、野菜も肉も魚もどの食材も新鮮なうちに食します。余ったらfireplaceの上に立ち上る煙で乾燥させて日持ちさせています。こちら👇は田んぼの稲穂にいたバッタたちです。結構ピリ辛ですが、クリスピーで美味しいです爆笑



私は、結構何でも食べれてしまうので今まで色々食べてきましたが、マニプールに来て初めて、食材は新鮮なうちにいただくのが一番おいしい食べ方だと実感しましたナイフとフォーク


長々と箇条書きみたいになってしまいましたが、またもっと詳しくロンメイナガ族について綴っていけたら、と思います。

読んでくださってありがとうございました!