こんにちは、マニ子です!
昨晩に続いてブログ配信します。

今日のトピックは「マニプールでの生活様式について」です。
インドのGNP(国内総生産)が数年後には日本を抜いて世界第3位になるだろうと予想されていることを耳にしたことがありますか?こちらの記事👇にインド経済の行く末みたいなことが詳しくまとめられています。https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20201020/se1/00m/020/067000d
ちなみに、2020年のインドのGNPはドイツの後をつけて世界第5位です。
ただ、人口13億を優に超える国ですので、いくら高所得者が増えていてもピラミッドの底辺にいる人たちが増えたり、彼らの所得が変わらないのであれば経済成長の意味は何なのだろうと思います。

…マニプール州は他州に比べて、貧しい国とよく言われています。経済は発展していないし、教育水準も高くない。今後何度かブログでも綴るつもりですが、インド独立よりも以前から活動している反政府勢力の影響もあり、なかなか観光事業も発展せず…。

そんなマニプールでの暮らし。…というか私の住む村での暮らしと言った方がいいですね。一言で言えばとてもシンプルです。悪く言えば不便で非効率。
水道も引いていなく、冷蔵庫も食洗機もありません。ちなみに洗濯機もありません。山の湧き水をパイプで組み上げ、コンクリートでできた大きな水槽のような貯水槽に貯めます。洗濯でも炊事でも生活用水はここから汲み取っています。すべて手動です。

この村には、洗濯機がある家はあっても、水道が引いてある家はないでしょう。電気は通っています。うちはガスコンロしかないですが、山岳部族の家庭は、だいたい火をおこしてご飯を作るので、囲炉裏ではないですがfireplaceがあります。



うちのキッチンです。写真に写ってないですが、右手にガスコンロがあります。ちなみに、家は一応床はセメントのうちっぱなしで壁と屋根はトタンです!日本では車庫みたいな取り扱いになると思います(笑)。夏は暑く、冬は寒いという何とも気候に左右されやすい家です。

インド大都市デリーやムンバイ、ハイドラバード、もちろんマニプール州都のインパールでも日本のような素晴らしい住まいは存在しますが、インドの人口大半は農村在住です。まだまだ発展途上のインドです〜!