つづき
メンバーたちは今、それぞれの道を順調に走り続けている。
鹿野チーフは、先般初めて舞台に出演し、大きな経験値を得た。元来
お母さんボイスの持ち主であり、その辺りのポジションも狙いたい。
いっしーは、人気声優としての地位を不動のものとし、海外のイベント
にもたびたび顔を出すようになった。直近では朗読劇にも出演し、舞台
経験者としての持ち味も発揮している。
ひろちは、徐々にアニメ出演を増やしつつあるほか、直近では舞台に
出演。Showroomでの週一配信も始めるなど精力的だ。年明けから、
公式ブログを毎日更新中。
かっしーは今春事務所を移籍。いきなり、ヴォーカルワークを含む
ゲームアプリ出演が決まり、ようやく殻を破りつつある。定評のある
歌唱力で花を咲かせられるか、注目。
ごとりは、3月いっぱいで声優業を廃業。今は母校のAMGで指導者に
転身し、自身のように歌って踊れる後進の育成に余念がない。
えりぴょんは、順調に出演作を増やし立派な人気声優に。Trefleでの
経験値はデレマスのステージで存分に活かされ、アイドルとして眩い
輝きを放っている。
かりりんもまた、デレマスで役を獲得したのをきっかけに大ブレイク。
ダンスが苦手は、もはや過去の肩書となった。メンバー内では一番の
成長株と言えよう。
み~なは、一時の勢いがやや落ち着いてきた感があるが、確かな
演技力と安定感あるトークスキルは健在。今日もどこかで、誰かを
元気づけているに違いない。
むねこは、SAKURAのロングラン公演をはじめ、ひっきりなしに舞台
出演が続く。メンバー内では唯一、声優未経験で来ていたが、先日、北海道テレビのマスコットのサウンドロゴCVの担当が決まった。
タノウェイは、映画ポッピンQでの熱演で声優としての知名度もアップ。
数多くの舞台を中心に朗読劇もこなし、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍の
幅を広げている。
こうしてみると、結果的にあのタイミングでの活動休止は正解だったの
かもしれないと思う。
あのまま続けていても、ユニットとしての知名度が大幅に上がる事は
望めなかっただろうし、鹿野チーフの言う通り、伸びしろがあるうちに
翼を解放してあげた方が、それぞれのためにプラスになるという判断
があっての決断だったのだろう。
10人の存在は、今も私の生活になくてはならない。
それは今後も変わる事はないだろう。
ありがとう
ありふれた少しの言葉だけ
心に
いつもいつでも
届けたくて
叶わぬ夢かもしれない。
でも、いつの日か、またこの10人が集まり、何かがあるかもしれない。
じゃあ
いつでも帰って来られるように
この丘に
名前を付けておこう
キミは
もう一度笑って
最後に僕に向かって
「必ず逢いに来るからね」
ありがとう、Trefle。