テレビではまったく取り上げられていないけれど、ツイッターでは毎日ものすごい情報が飛び交っている『上関原子力発電所』の建設について。


何もできないのがもどかしいので、とりあえず自分で勉強して知り得た情報で、発信します。



『原子力発電』について、はじめて私が問題意識を持ち始めたのは、映画『ミツバチの羽音と地球の回転 』の上映イベントにnimai-nitaiとしてブースを出させていただいたことがきっかけでした。

恥ずかしながら、、、それまで、特に問題意識を持つことがありませんでした。。。


このイベントの日、映画をつくった鎌仲監督が、nimai-nitaiのブースに来て下さり、nimai-nitaiのことや商品についてお話させていただきました。そして、カディショールを購入して下さり、上映後のトークでこのカディショールを身につけてコメントして下さったことがありました。

直接聞けなかったのですが、「このショールができたように、一人一人にできることをしていけばいいと思うんだよ」とコメントして下さったと聞いています。


まだ日本でnimai-nitaiの販売を開始してすぐのころで、不安いっぱいだったので、鎌仲監督の応援が私にとっては言葉にならない感動でした。


この映画を見て、とても悲しかったのは、祝島の原発工場を反対する人々の声を、中部電力の社員の方がまったく聞く耳を持っていない場面でした。やみくもに反対しているのではなく、自分たちがなぜ原発工場建設に反対するのか、必死で涙目で訴えてるのに、全く響いていない様子だった、それがただただ悲しすぎる場面でした。『無関心』の怖さを感じました。


私は、現場に行くことは残念ながらできませんが、現地に行かなくても行動できるように 「上関原発計画地での危険かつ強引な作業強行への抗議文」ができたそうなので、賛同しました。

メールを送れば賛同できるので、この機会に原発について考え、賛同される方は是非賛同をお願いします。http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-0f4a.html


原発によって、自然豊かな祝島の生物の破壊や、活断層への影響が心配されています。

何より、原発の問題で島の人たちに賛成派と、反対派ができてしまったこと自体がとても悲しい。

原発で地域を発展させるのではなく、豊かな自然を守りながら、経済的自立と地域活性化を目指して、取り組んでいる人たちがいます。

祝島のひじき、めっちゃおいしかったよ。それも原発ができたら、食べれなくなるかも。


電気のないインドの村で感じたこと。

電気が夜につかないおかげで、月の光がとってもきれいだと感じたこと。

テレビも見れないけど、月の光の下で、みんなの顔をぼんやりみながら、いろんな話をした時間はとても貴重だった。電気がなくて得られることは、今思うととても大切なこと。


電気がない時間が多くなっても、それによって経済の発展が遅れてもそれでもいい。

nimai-nitaiでいうと、電気が使える時間に、頑張って生産効率をあげてみんなで団結する、それか、ソーラー発電を利用したい。


原発ができて得られることと、原発ができて失うものはあまりにも大きすぎる。


メディアは、電力会社がスポンサーについていることもあるから、取り上げるのが難しいそうです。

でも、今日本で起こっていることを知ることを伝えるのが、メディアの本来の役目なのに、、、、だからテレビって信用できない、と思ってしまいます。

これから、nimai-nitaiがもし大きくなっていって電力会社がスポンサーについても(お願いしてもついてくれないと思うけど 笑)、私は原発には反対しつづけます。




~以下転送~ http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-0f4a.html


「上関原発建設計画地での作業への抗議文」への賛同を要請



◆【賛同要請】上関原発計画地での危険かつ強引な作業強行への抗議文◆

みなさま
現地に行けなくてもなにかできること、声を上げることと考え、
抗議文をつくりました。ぜひ、賛同してください。

◆賛同は、
個人名(所属もしくは市町村も付けて)
団体名、どちらでもかまいません。

◆締め切り 2月28日(月)朝10:00まで
(整理して、28日中に出す予定)

◆宛先は、以下のメールアドレスまでお願いします。
「上関原発の問題を知る」全国有志の会
  grugru@ma.comco.net  

◆呼びかけ人
「上関原発の問題を知る」全国有志の会
 虹のカヤック隊応援団@北海道

*現地の情報*
祝島島民の会ブログ http://blog.shimabito.net/
虹のカヤック隊ブログ http://ameblo.jp/nijinokayaker/


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                        2011年 2月 日


                                

内閣総理大臣 菅直人様
経済産業大臣 海江田万里様
環境大臣 松本龍様
山口県知事 二井関成様
山口県上関町町長 柏原重海様
中国電力株式会社 取締役社長 山下隆様


◆山口県上関原発建設計画地の一方的な埋め立て工事に伴う
      現場での危険かつ強引な作業に強く抗議いたします◆  


          「上関原発の問題を知る」全国有志の会
           虹のカヤック隊応援団@北海道

                         
 私たちは、山口県上関町の上関原発計画地埋め立てに関して中国電力が説明を求め
る地元住民を全く無視した形で一方的に工事を着手し、現場海上及び陸上で危険な作
業を強行している事に強い憤りを感じています。
 2月21日から中国電力は多数の作業員や警備員を動員して強引な埋め立て工事を
再開しました。この一方的なやり方に危機感を持った人達が現地に集まり抗議活動を
していますが、それを全く無視する形での強硬な作業の進め方により2月23日には
ついに祝島の高齢者を含む2人が負傷し、救急車で搬送される事態が起こりました。
 現地の人達の抗議活動は現場に駆け付けられない私たちの意志を代表するものであ
り、中国電力のこのような非人道的で不当な暴力を認めることはできません。
 原発問題に限らず、一般市民との十分な論議の場も設けず一方的に力ずくで押し進
めていくやり方が、日本社会のあらゆる矛盾を生み出してきたと言っても過言ではあ
りません。それを軌道修正し、問題点を洗い直し、対話と協調を重んじる中から持続
可能な社会に育て直したいと願う民意を背負って政権交代は実現したはずです。
 私たちは、上関原発計画地の対岸わずか4km先にある祝島の住民9割が30年近く
反対の意志を表明していることや祝島の漁師が10億円以上におよぶ補償金を受け取
らず、豊かな自然と共に経済的自立と地域活性化を目指して取り組んできたことを
知っています。
 また、埋め立て予定地の田ノ浦周辺は豊かな漁場であると同時に、スナメリクジラ
や天然記念物のカンムリウミスズメの生息が確認されるなど、世界的にも希少な動植
物の宝庫です。昨年開催されたCOP10では、貴重な生物たちの多様な生態系を育んで
きた田ノ浦の海が世界的な評価を受けました。このように世界からも注目されている
独自の生態系を育む海に対して、生物多様性基本法案にもとづく環境アセスメントが
正確になされたとは思えません。
 これら、解決できていないたくさんの問題や対話の数々を置き去りにし、祝島島民
の会が通産省へ提出した署名80万筆以上の民意を全く無視して埋め立て工事を強行
する中国電力の強引なやり方、そしてそれを黙認している行政側の姿勢に対して、私
たちは強く抗議を表明すると共に作業の即刻中止を求めます。