たとえばそれが顔や声すら知らない人でも、



名前すら偽名かもしれないひとでも、



向こうがわたしを認知しているのかさえ曖昧なひとでも、



ぱたりと姿をけされれば寂しいもので



心に小さな穴が空くような心地がします。



とても小さな穴かもしれないけど、

くりかえしくりかえし

そんなふうなことが積みかさなったら、

いつかわたしの心は、

メッシュ生地みたいになってしまうのではと思う。