こんにちは さくま です。


看護医療系の過去問解説をしようと思います。
これから、いろいろな学校の過去問を解説していこうと思います。
興味があったら、コメントしてください。


今日は、『帝京大学 医療技術学部 2014 一般 数学 〔1〕(1)』です。よく見かけるタイプの問題です。
この問題の中で、【おおよその値を調べるテクニック】を紹介します。


帝京大医療技術2014〔1〕

帝京大医療技術2014〔1〕(1)

という問題です。


この下に解答解説があります。

自分で解いてみたい人は、ぜひやってみてください。

目標解答時間は、5分です。




それでは、解答解説です。



わかっていることは、4つです。

① aは整数

② xはaで表せる(式が複雑で嫌ですね)

③ xの整数部分は2→x=2.…

④ □に入るのは整数


いいでしょうか?


求めるものは、2つです。

(ア) xの値の範囲

(イ) aの値


まず、③でx=2.…だったから、 ア は 3 ですね。

(数直線をかくとわかりますよ)



次に、「2≦x<3であることから」といっています。

だから、この不等式を使えば、aの値を求められます。


こで、あなたに質問です。



形が似ていますね。

少し、式を変形します。




これは、

$\textcolor[rgb]{0.2,0.2,1}{\sqrt{3}}$を基準にして、\\
$\frac{7}{2}=3.5$だけ大きいものと\\
$\frac{7}{3}=2.33$…だけ大きいものの大小くらべです。

だから、質問の答えは、$\frac{7+2\sqrt{3}}{2}$ です。



題に戻ります。


今日のポイントは、【おおよその値を調べるテクニック】です。

1.かんたんな無理数の大きさを覚えておく

2.大きさがわかりやすくなるように式を変形する

以上2点です。

まず、ポイント1.については、語呂合わせで

$\sqrt{2}\fallingdotseq$\textcolor[rgb]{1,0,0}{1.41}421356…→一夜一夜に人見ごろ\\
$\sqrt{3}\fallingdotseq$\textcolor[rgb]{1,0,0}{1.73}20508075…→人並みにおごれやおなご\\
$\sqrt{5}\fallingdotseq$\textcolor[rgb]{1,0,0}{2.23}60679…→富士山麓オーム鳴く\\
$\sqrt{6}\fallingdotseq$\textcolor[rgb]{1,0,0}{2.44}949…→似よ良く良く\\
$\sqrt{7}\fallingdotseq$\textcolor[rgb]{1,0,0}{2.64}575…→菜に虫居ない

このくらい覚えておけばいいでしょう。


次に、ポイント2.です。

先ほどまでの式変形でここまできました。


ここまで変形できていれば、もう変形する必要はありませんね。

だいたいの大きさで考えると

$3.5\textcolor[rgb]{0.2,0.2,1}{+1.7}=5.2$ と $2.3\textcolor[rgb]{0.2,0.2,1}{+1.7}=4.0$

4.0と5.2の間にある整数だから、$a=5$

イ は 5 です。(終)


問題の中で、大きさくらべが出てくることはよくあります。
でも、学校の授業では教えてもらえないんじゃないでしょうか。

今日の2つのポイントを使えば、必ず解くことができます。
しっかりマスターしてくださいね。