2020年は
60本の映画を
映画館で観る!
 
目標にしてます。
 
 
 
 
この日は、隣町のショッピングモールで
 
おひとりさまで1日過ごしました。
 
シネコン併設のショッピングモールなので
 
無印良品でお買い物して、
 
映画観て
 
ランチして
 
映画観て、
 
楽しい1日を過ごし、
 
ウィルス性胃腸炎に感染しました笑い泣き
 
楽しい1日の代償は大きかったです笑い泣き笑い泣き笑い泣き
 
 
 
 
前回紹介した、
 
ジョジョ・ラビット で、
 
ファンタジー戦争映画の世界を堪能した後は
 
実話ベースの、
 
他人事じゃあない作品を観ました。
 
 
1996年、警備員のリチャード・ジュエルは米アトランタのセンテニアル公園で不審なリュックを発見。その中身は、無数の釘が仕込まれたパイプ爆弾だった。事件を未然に防ぎ一時は英雄視された彼だが、現地の新聞社とテレビ局がリチャードを容疑者であるかのように書き立て、実名報道したことで状況は一変。さらに、FBIの徹底的な捜査、メディアによる連日の過熱報道により、リチャードの人格は全国民の目前でおとしめられていった。 そこへ異を唱えるため弁護士のワトソンが立ち上がる。無実を信じ続けるワトソンだが、そこへ立ちはだかるのは、FBIとマスコミ、そしておよそ3億人の人口をかかえるアメリカ全国民だった──。公式サイトより
 
 

観た後に知ったのですが
 
監督はクリント・イーストウッドでした。
 
このおじいちゃん、良い作品作りますね。
 
2019年に観た 運び屋 も良かった。
 
 
 
この作品の舞台は、
 
オリンピックが開催された1996年のアトランタ。
 
”正義感に溢れ過ぎ”のリチャードが
 
その正義感からカンが冴えて、結果人の命を救ったはずなのに、
 
スクープを狙うジャーナリストの餌食にされ
 
FBIに犯人に仕立て上げられそうになる。
 
この作品の中では、
 
最初に彼に疑いを持つのはFBIだったんだけど、
 
やり方が汚い。
 
事件の日にリチャードと一緒に現場にいた警察官に
 
彼との会話を盗聴させる。
 
さらに、そのFBIから
 
ハイエナのようなクソビッチなジャーナリストが
 
「枕」で聞き出して、記事にする。
 
その記事のセンセーショナル感に、
 
後は、世の中が、一般の人々が、アタシ達が
 
無実のリチャードを追い詰めていくのです。
 
 
 
 
これ、四半世紀近く前の出来事だけど、
 
もし今、似たようなことがあったら
 
もっと大変なことになると思う。
 
SNS の存在がもっと恐ろしいことを引き起こすと思う。
 
 
 
実際、2018年にメキシコで起こった
 
子供誘拐犯にでっち上げられた男性2人が
 
暴徒化した住民に焼き殺された事件。
 
彼らに火をつけたりした住民は逮捕されたけど
 
フェイクニュースを流した張本人は、行方をくらましているらしい。
 
でも、一番怖いと思ったのは、
 
本当の誘拐犯がまだ野放しになっているってこと。
 
(池上さんの番組で紹介されてた。)
 
 
 
もし、リチャード・ジュエルの時代にSNSがあったら
 
彼は、隣人に殺されていたかもしれない。
 
そして、本当の爆弾魔は、見つからなかったかもね。
 
 
 
クリント・イーストウッドは、そこんところを、
 
SNSが当たり前な現代社会の危うさを、
 
伝えたかったんだと思うね。
 
(と、公式サイトにあった笑い泣き
 
 
 
 
FBIアトランタ支局に呼ばれ尋問を受けるシーンで、
 
なんとかリチャードを逮捕したいと思っている捜査官に
 
彼が言う言葉が、とても重い。
 
これから先、他の警備員が不審物を見つけたとしても
「リチャード・ジュエルの二の舞はごめんだ」 と、通報しないかもしれない。
そして、多くの人が犠牲になってしまうかもしれない。
それでも、僕を犯人にして、真犯人は野放しなのか?
そんなの間違っている。
 
 
アタシは、この長身のFBI捜査官に終始ムカついていた。
 
でも、リチャードの言葉を聞いて、ぐうの音も出なくなっている彼に
 
むちゃくちゃ共感してしまった。
 
完全に見失っていた。
 
本当に自分が為すべきこと、やらなければならないことを。
 
彼がやらなければならなかったのは、
 
2名の犠牲者を出した爆弾犯が誰か突き止めること。
 
なのに、リチャード・ジュエルを犯人として逮捕することに固執してしまっていた。
 
 
 
なんでFBI捜査官に共感したかというと
 
アタシも日常の中で(というか仕事で)
 
本来の目的を見失いがちなんだよね・・・
 
目標に乗せられ、煽られ、がむしゃらに働いて、
 
ハッと我に返った時に、自分のやっていることが
 
全く意味がなかったり、間違っていたと気づいて衝撃を受けることがある。
 
すごく落ち込むし、誰かのせいにしちゃったりするけど、
 
自分で判断して選んで行動してるんだよね、結局。
 
このFBI捜査官も、
 
「犯人は他にいる」って気づいた時
 
自分が間違っているかも、と気づいた時
 
絶望的な気持ちになったと思う。
 
 
 
真犯人が逮捕されたのは、事件から4年後の2003年だそうです。
 
リチャードは数か月後には調査対象から外されたそうですが、
 
もし、最初にリチャードに疑いの目を向けていなかったら、
 
一般の人々が、報道に煽られていなければ、
 
もっと早く真犯人が見つかっていたかもしれません。
 
 
 
 
さてさて、キャストですが
 
まずは、リチャード役の俳優がとてもよかったですね~
 
おしゃべりなのに、ゆっくり話す。
 
メタボな外見。
 
ポール・ウォルター・ハウザー 
 
コメディアンだそうです。
 
2019年のアカデミー賞ノミネート作品、
 
ブラック・クランズマン に出ていたようですが・・・・
 
全然覚えてないや笑い泣き
 
この容姿からいくと、多分KKKのメンバーの役。
 
アメリカのコメディアン って、侮れないよね。
 
コメディ食が一切ない、こんな作品でも活躍の場がある。
 
 
 
 
すごく良かったのが、
 
リチャードの母親役の
 
キャシー・ベイツ
 
普通の愛情深い母親そのもの。
 
自分が溺愛する小説家を監禁して、
 
彼が逃げ出さないように、
 
その足をぶった切る
 
(違った?うろ覚えなんだよね)
 
イっちゃってるおばさんと同一人物とは思えません。
 
 
 
息子を擁護するスピーチのシーンは涙を誘います。
 
 
 
 
 
 
リチャードの無実を信じる弁護士ワトソンを演じるのは
 
サム・ロックウェル です。
 
人の良いリチャードが、人々の餌食にならないように
 
時に彼に厳しくあたるけど、
 
しっかり守ります。

 

リチャードが捜査対象から外れた時、

 

真犯人が見つかったことをリチャードに知らせる時、

 
一緒に、静かに、喜びを分かちあう・・・
 
二人の絆が感じられます。
 
 
 
サム・ロックウェル
 
大好きな俳優です。
 
この人、イっちゃっている役が多いので、
 
真面目な弁護士の役なんて、意外。
 
まぁ、悪くなかったけど
 
でも、イっちゃっているほうが好きかな。
 
 
 
2018年のアカデミー賞助演男優賞をとった
 
こちらの作品では
 

 
ダメでキモくて弱い、でも人情熱い警察官役でした。
 
キレちゃうと手が付けられないところが
 
イっちゃってた。
 
 
前回紹介した、
 
ジョジョ・ラビット での
 
コミカルなイっちゃてる感も良かったけど、
 
これも大好き
 
 
アナケンちゃんもかわいいんだよね。
 
配信サービスではたいてい無料なので、
 
観てみてください。
 
 
 
 
 
リチャード・ジュエルは残念ながら、
 
彼はもうこの世にはいません。
 
リチャード、
 
あなたのような真のヒーローが、
 
活躍できる世の中であるよう見守ってください。
 
 
 
公開してから時間たっているから、
 
観たい方は、早めに映画館へ、どうぞ。