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運び屋
2018/アメリカ





映画大好きです。

どんなジャンルでも好きですけど、

(ホラーはダメじゃん!)

感動した作品に出会うと、

より良い作品に巡り会うことを期待して

そのキャストやスタッフの別作品をチェックします。

そして、深みにはまります爆笑



最近は、このブログでも

映画はキャストで観る派 としていますが、

メインキャスト以外はチェックせずに観て

脇役の中に、見知った顔を探すのが楽しい。

わくわくします。





しかし、逆に

メインキャストによっては、避けてしまうことも。

例えば

レオナルド・ディカプリオ

彼の作品は2作品しか観ておらず、

例の、豪華客船の映画は、観てません爆笑

トム・クルーズ

昨年、頑張ってイーサン・ハントのシリーズを観ました。

でも、やはりそんなに好きではないかな。



そしてこの人の作品もあまり観ていません。

クリント・イーストウッド

物心ついた時には、彼はすでにおじいちゃんだったし

興味のある作品もなかったので、観る機会はありませんでした。




でも、

新作があまりに騒がれているので

観てみることに。

予告編とか観ると…

おじいちゃんが悪いことするんでしょう〜

で、つかまっちゃうんでしょ〜

こんな内容、テンション上がります?

上がりませんよね、普通ニヤリ


このビジュアルも暗くて良くないよね…

90歳のアール・ストーン。
長年力を注いだ事業に失敗し、仕事ばかりでないがしろにした家族からも見放され孤独な日々を送っていた。ある日「車を運転するだけで稼げる」と持ちかけられ、なんなく仕事をこなすが、それはメキシコ犯罪組織によるドラッグの運び屋。気ままな安全運転で大量のドラッグを運ぶが…
麻薬取締局の捜査官の手が迫る中、アールは逃げきれるのか?(一部、公式HPより)


 
原題の 「MULE」を調べてみると、

そのまま「ドラッグの運び屋」という意味があるのね。

これ以外つけようがなかったと思うけど、

それでも、センスの良い邦題だと思います。





クリント・イーストウッドの出演作というと

ダーティ・ハリー シリーズなんですかね?

申し訳ないけど、全然観てません。

実際、これしか観てない。


母に勧められて観ましたけど、

(なんで母はこれをアタシに勧めたのか?)

まぁ、悪かなかったけど、

最後、男(イーストウッド)が、

女が自分よりも家族を選んだことを悟るシーンで、

土砂降りの雨に打たれて、

髪の毛が残念な感じ  ぺったりはりついてた…

に、なってる顔しか思い出せない…


マディソン郡の橋  は映画を観る前に小説を読んで、

若かりし頃のアタシは、なぜか

ハリソン・フォード  と エマ・トンプソン をイメージしていたので

60歳超えていたイーストウッドでは

当時のアタシにはおじいちゃん過ぎて

あんまりだったんですよね〜




で、問題の最新作に話を戻しますが…

前科なし、交通違反なしの90歳のおじいちゃんが、

メキシコ犯罪組織に利用され、大量のドラッグを運ぶわけです。

おじいちゃんが悪ことをする、という点に変わりはないのだけど、

きっかけは、

今までないがしろにしていた家族に、

なんとか受け入れられたかったからだったりする。

その後、少し調子に乗ってしまうんですが。



で、ですね…

期待せずに観たからかもしれませんが

大変に良い作品でした。
とても面白かった。

あらすじなどから、

救いの無さそうな映画

と思っていましたが、そうでもなかった。




面白いのは、おじいちゃんが少し調子乗ってしまっている時期。

最初こそ、大金を手にして

「俺、何を運んだんだ?」と動揺しちゃうだけど、

そのうち慣れてきちゃって、

超ヤバいもの積んだトラックで

超マイペースにハイウェイを進みます。

自由過ぎるので、マフィアなお目付役をつけられ、

トラックに盗聴器までセットされてしまうんだけど、

おじいちゃんが、ラジオにあわせて調子っ外れに歌う声を

別の車から見張っているお目付役が聞いて

そのうち、一緒に歌い出しちゃうシーンがとても好きです。

危うい関係ですけどね、長い時間一緒だから

なんとなく絆が生まれちゃうんですね。

一緒に世界一のポークサンドイッチを食べちゃったりね。




犯罪組織のボスにメキシコの豪邸に招待されたりして

楽しい時間を過ごすおじいちゃん。

しかし、ついに自分の誤りに気づきます…



最後は

家族と過ごす時間と自分の命を天秤にかける

おじいちゃん。

さて、どんな選択をするのか…




最後はね、見方によってはハッピーエンドなのかもしれないです。

詳しくは、映画館に行って確認してね。




では、キャストです!



謎の運び屋「タタ」を追う、麻薬取締局の

ベイツ捜査官は、

ブラッドリー・クーパー  です。

硬い役はなかなか珍しいですよね。

ま、どんな役でもイケてますけど。



アリー/スター誕生では、

カントリー歌手、ジャクソンを演じるために

トレーニングで声を低くしたらしいです。

どちらを先に撮ったのかわかりませんが、

この作品でも、声、低くかったわ…

でも、ブラッドリー・クーパーは、

高い声がいいな…



このアライグマの声チュー   ラブリー




ベイツ捜査官の相棒は、

マイケル・ペーニャ でしたね。

アントマン  では、彼が演じるルイスが喋るたびに爆笑でしたけど、

この作品では、おふざけは一切なしです。



2人の上司は、

ローレンス・フィッシュバーン  です。

相変わらずインパクトのある顔と風体です。





元奥さんには、ダイアン・ウィースト

シザーハンズ では、エドワードの良き理解者でした。

たぶん、70歳そこそこのはずですが、イーストウッドに合わせてか、

最後のシーンは、すごく老人でしたね。

さすが、オスカー女優です。



娘のアイリスは、イーストウッドの実の娘が演じています。



麻薬組織のボスは…

劣化した  アンディ・ガルシア

びっくりしたよ〜

最初、誰かわからんかったし。

時間の経過は
誰にでも平等だけど、
誰にも厳しい…

しかし、この方、本当にこのような役がお似合いよね。



組織の他のメンバーの中には、残念ながら

見知った顔はありませんでした。

でも、みんなかっこいいんだわ。

メキシコ系って、みんな、こんなにかっこいいんだろかねラブ

(皆さん、俳優なのである程度イケているのは当たり前です。)




最後は、監督も務めた

「おじいちゃん」= イーストウッド氏について。


さすが、というしかありません。

老人だし、ガリガリなので、

表情は、豊かに動いたりしないんですよ。

目と、口と、額のシワが動くくらい。

でも、それだけで、感情がわかるんです。

こういうおじいちゃん、いるわ。




腰は曲がってないけど、

猫背になって、前かがみで歩く姿は、

ヨボヨボおじいちゃん、そのもの!


キョロキョロん?

あ、

イーストウッド氏、もともと88歳のおじいちゃんやったw



演技か、素なのかはわかりませんが

パーフェクトな老人ぶりでした

(だからぁ爆笑)


その辺にも注目して、

是非、多くの人に観てもらいたい作品です。




観る人によって受け止め方が違うはずです。

長生きしたいと思えば可能な時代、

90歳まで生きるのか?

90歳まで生きたとして、どうしたいか?

今のあなた次第なんでしょうね。






アタシはね、

この映画を観て、

本気で老後に備えたくなりました

笑い泣き