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女王陛下のお気に入り
2018/アイルランド、イギリス、アメリカ





第91回  アカデミー賞

決まりましたね!

あ〜、この記事は、

アカデミー賞発表前に書きたかった笑い泣き





ねぇねぇ、ちょっと、

今更ですけど、

主要部門のアタシの予想、聞いてくださる?

★第91回 アカデミー賞にるす予想★
作品賞          グリーンブック
主演男優賞   ブラッドリー・クーパー
主演女優賞   オリヴィア・コールマン
助演男優賞   サム・ロックウェル
助演女優賞   エマ・ストーン

映画はキャストで観る派   としては、

作品賞はともかく、

主演、助演、男女優賞しか興味はないの。

なにせ、ノミネートされている作品の半分も観ていないので、

かなり偏っております。



作品賞は、グリーンブック  を予想しました。

映画館で予告篇を観るだけで

いい作品感が伝わってくるものね〜

実際に、作品賞を受賞しました!

わーパチパチ👏

今週金曜日の公開が待ち遠しいっ

仕事終わったら、映画館に猛ダッシュするもんね。






さて、主演男優賞は、正直、全然分からなかったのですが、

アリー/スター誕生  での

酔っ払い演技に、かなり感動?したので

ブラッドリー・クーパー を予想してました。

グリーンブックヴィゴ・モーテンセンも良さそうだったし、

ゴッホを演じた、ウィレム・デフォー や、

チェイニー副大統領そっくりに仕上げた、

クリスチャン・ベイル

素晴らしかったんだと思うんだけど

いかんせん、作品を観ていないから…

と、思っていたらっ!

一番「無いだろう」と思っていた彼が受賞!

フレディ・マーキュリーを演じた、

ラミ・マレック

音楽やら、メガヒット具合が話題になっているけど、

彼の演技が素晴らしかったから、映画もヒットしたんですもの。

落ち着いて考えれば、納得の受賞です。




助演男優賞は、

2年連続で、サム・ロックウェル にとってほしかったけど

ボックス大佐 だったかぁ

(↑わかりにくくてすみません。
「ハンガーゲーム  」で調べてみてください)




主演女優賞は、ガガ様が有力だと言われてましたけど、

アタシは、絶対に 

オリヴィア・コールマン で、 

と思っていました。

正直言って、

エマ・ストーン か、レイチェル・ワイズ 

助演女優賞もいけると思っていたけど、

残念。




そう思うほど、

3人が素晴らしかった、この作品。

作品賞や監督賞にもノミネートされてましたけど、

正直、こっちの受賞はないかな、と思っていました。

でも、演じている女性陣は、かなり凄かった…

彼女達が、作品その物を食ってしまっていたようにすら思えます。


このビジュアルも、すごく良いっ!可愛いっ!

18世紀のイングランド。
病弱?な女王アンは、
親友のサラに絶対の信頼を置き、
政治的判断は全て彼女に任せている。
ある日、サラの従姉妹に当たる
没落貴族の娘、アビゲイルが
女中としてやってくる。
貴族に返り咲く野心を持つアビゲイル。
華やかな宮廷を舞台に、
したたかでエゲツない
女達の駆け引きが繰り広げられるっ!



史実なんですよね?

女王アン
イングランド女王
スコットランド女王
グレートブリテン王国女王…

いろいろ大変ね…

(この辺、むちゃくちゃ弱いわ〜。勉強しなくちゃと思うけど、みんな同じ名前だから覚えられない…)

ウィッキーさんで、アン女王について調べてみてください。

「生涯」を観ると、この作品の背景がよくわかります。

が、

まだ映画を観てなくて、アタシと同じく、

世界史が苦手な人は、

下調べ無しの方が、映画を楽しめるかも。




で、当の映画なんですけどね、

本当に史実か?

って、思わず確認したくなるほど

物語として面白いと思いました。

ちょうど2時間の映画だったけど、

もう終わり?と 感じるくらいテンポよく、面白かった。

でも、よくよく考えれば、

この手のストーリー展開は、

現代物でも歴史モノでもよくある話。

これだけ面白かったのは、やはり、

メインキャスト達の演技力というか、雰囲気というか…



アン女王  =  オリヴィア・コールマン

ウィッキーさんによると、アン女王、

あまり教養がない  って、書いてある…

17人の子供、全員を亡くしているのは本当らしい。

亡くした子供達の代わりに、

17匹のうさぎを可愛がっていたのは、

演出なの?史実なの?



45歳くらいの設定だと思うけど、

とにかく、いろいろ辛い経験をしていそうなわりとには、

子供っぽく、わがまま。

頭が悪くて、政治にはあまり興味がなく、

贅沢し過ぎで、肥満で痛風で、たぶん糖尿病も。

(視力が悪そうな演技があるのね。)

という人物像が、アン女王を知らなくても、

この映画の、オリヴィア・コールマンの演技を観ただけでわかるから、すごい。



親友のサラが、ほかの事に関心を持つと、

例えそれが、国政に関わることだとしても、

拗ねて怒る。

(あんたの代わりにやってるんでしょうが)

痛風で、足が痛いと泣く。

(自業自得じゃ)

そんなところは、

見た目はおばさんなのに

中身は9歳児なんじゃないかと思わせます。

でも、こんな世界にいると、

人間不信になったり、誰かにすがりたくなったり

とても愛したり、心底憎んだり

相反する感情の繰り返しなんでしょうね。

きっと、すごいストレスよね。

子供が全員死んでしまうなんて、心を病んでしまいそうだし。

(この時代には珍しいことではなかったのだろうか…)

ブランデーや甘いものに走ってしまうのも

しょうがない。



最後、全てを悟った時の、

怒り、諦め、悲しみ、惨めさ、切なさ…

様々な感情が入り混じった表情だけでも

主演女優賞にふさわしいと思います。

オリヴィア・コールマン 、素晴らしい。









そんな、

メタボで、頭悪くて、わがままな上司であり

幼い頃からの親友である、女王アンを

巧みに操る、

レディ・サラ  =レイチェル・ワイズ 


この人、若い頃は、キュート系だったけど、

(ハムナプトラ、好き)

急に劣化した感じしません?

ゴツくなったというか、男顔になったというか…

でも、この作品には、この容姿がぴったりでした。

意思の強い、芯のある女性。

顔にも気の強さが現れている。

(女王を平手打ちするし笑い泣き)

アビゲイルの企てに気付きながらも、

女王に泣きついたりはせず、

毅然とした姿は、かなりかっこいい。

男前な姉さんです。





そして、

元貴族でありながら父親のせいで身を落とし、

様々な屈辱に耐えながら、

貴族に返り咲くために、頑張る、

若く可愛らしく、したたかな女中、

アビゲイル =エマ・ストーン


この人、本当に可愛いですね。

それに、すごく良かったです、アビゲイル。

女王の寵愛を受けるために、

いろいろと策を練るんですけどね、

そもそも、彼女の顔というか表情自体が可愛らしすぎて、

「悪」を表現することが出来てない。

絶対に貴族の身分を取り戻し、この屈辱的な状況から抜け出してやる!

と、強く思いながら、何かを企てている時も

大きな目を見開いて、

「どうしよう、なんとかしなきゃ」と、

不安を抱きながら一生懸命考えている感じ。

これ、狙っているのかしら?

これで、アビゲイルが

意地悪な嫌な表情をしながら、女王やサラに接していたら、

もっと、暗くてドロドロした雰囲気の映画になっていたことでしょう。



ということで、

この3人の女優の、表情、演技だけでも、

観る価値の高い作品だと思います。






男性陣も良かったと思います。

が、あくまで、上の3人がメインですからね

控えめでしたわね。

というか、カツラを被っているシーンばかりなので、

誰が誰なんだから、見分けがつかない笑い泣き



サラの夫、ジョン・チャーチル(ダイアナ妃の先祖らしい!)

を演じている、おじさん、

どこかで見たことあると思ったら

最後のカツラを被ってないシーンで

マイクロフト だとわかった。

(わかりにくくてすみません。
↑「SHERLOCK」で調べてみてください)





そんな、カツラ軍団の中でも、ひときわ目立っていたのが

野党の党首、ハーリー を演じていた若者!


白いカツラに白塗りの化粧

この出で立ちで、けっこうイヤなヤツ。

背が高く、これも目立っていた一因かもしれないですな。

「陛下!民は皆、戦争には反対なのです!」と言いながら、

宮廷の一室で、アホな遊びに講じているところなど、

当時の貴族の実態を表している感じがします。




でも、こいつ…  この顔…
どこかで観たことがある…
しかも、けっこうしょっちゅう観てるんだ。
誰だ、誰だ〜
あ〜ん思い出せない、モヤモヤするっ!
ニコラス・ホルト
名前は知ってるような気がするけど
誰だ?

で、結局最後まで思い出せず、調べてやっとわかった。


こいつだったかっ!

ジャックと天空の巨人   という

ファンタジー映画の主役でした。

この後、彼の出演作をチェックし、

どんどんのめり混んでいっております。

ニコラス・ホルト君については、改めて。






舞台はね、ものすごく狭いんですよ。

宮廷内と、せいぜい、宮廷のお庭くらい。

サラだけ、ちょっと遠出するけど。

女王のお部屋は、流石に豪華ですが、なかなかに狭い。

実際は、こんなものだったんでしょうね。

衣装も素敵でしたね。

宮廷だと、女中でもこんなに可愛いお洋服を着られるんですねぇ?



あと、とても印象深かったのが、

音楽、というか、 です。

シンプルな音が上手いこと使われているように思います。

エンドロールも、一味違う感じですよ。

これからご覧になる方は、

この辺りも意識して観ていただいたら

楽しいと思います。




とても良い作品だと思うので

映画観で、是非。

あ、お子様は連れて行かないようにね。