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7つの会議
2018/日本
今年3本目の映画は、
アタシにしては珍しく、邦画です。
基本、洋画派なんですけど、
映画館で予告篇を見るたびに
香川照之さんの迫力がすごくて
これは是非、
映画館で観たい!
って思っていたんです。
実はアタクシ、
池井戸作品は、ドラマも映画もほとんど観ておらず
いや、ほとんどどころか、これしか観てない。
金曜日の深夜だったから、飲んで帰っても観ることができた。
中身がバカ息子になってしまった総理大臣の遠憲さんが、国会で、秘書が用意した台本を読みながら演説するが、バカ過ぎて、漢字が読めず…
その様子を見た、中身は総理大臣で見た目がバカ息子になってしまった菅田将暉君が、高橋一生さん演じる秘書に怒鳴りつけるシーンが大好き。
菅田将暉「なんでるびを付けなかったっ!」
高橋一生「それ、本気で言ってますっ!?」
この頃の2人…可愛かったなぁ…
そんな余談はさておき
要するに、特に池井戸作品のファンではないが、
よく出来た予告篇に惑わされて、
初日のレイトショーで観ました。
この日は、ファーストデーだったので
1,000円で鑑賞できました。うふ。
あらすじは、公式サイト等でご確認いただくとして、
公開前から、豪華キャストが話題になってましたね。
野村萬斎
香川照之
及川ミッチー
(敬称略)
このメインキャストだけでも、
うきっとしますね? (しない?)
3人が若手に見えてしまうほどの、
豪華おっさん脇役群には大変に驚かされますね。
やはり、一番の見どころは、キャストか。
まず、及川ミッチー(敬称略)
例のバディドラマを観てないので
動いている姿を観るのは久しぶり。
おっさんになったなぁ、が、最初の感想。
確かこの人、王子じゃなかったっけ?
この映画では、王子感は皆無だけど、
パワハラ上司の圧に、すぐに胃酸が上がってきちゃう
メンタル弱い課長さん役がぴったり。
でも、どんな情けないシーンでも、
喋り方など、及川ミッチーらしさを損なっていないから
ある意味、すごい。
パワハラ上司に詰められている時の情けない表情が…
これまた、すごい。
期待すらしてなかったけど、なかなか良かったのが
藤森慎吾(敬称略)
バラエティとかだと、甲高い声でうるさいから、あまり好きではないが…
経理課の社員の役です。
大企業の経理課社員なんて、嫌な奴でしかありえないでしょ。
「この領収書は、なんですか?」
「これは、経費では落ちませんよ!」的な?
甲高い声に変わりはないけど、嫌な奴を上手に演じています。
何かを目論んでいる時のイヤな表情と、追い詰められた時の表情が、
なかなかです。
社長役の、橋爪功(敬称略)
比較的、いい人役が多いおじさまじゃないですか?
そんないい人を演じる時と、同じ雰囲気と表情で、
情けない社長を演じると…
こんなになさけない奴になれるんだ…
さすが、です。
北大路欣也(敬称略) は、
座っているだけで、表情を変えず、セリフも少ない。
ただ、
存在感が圧倒的で人間には見えません。
別の生き物に見えます。
白い犬ではなく、新種の霊長類に見える。
他のキャストも、それぞれ良かったのですが
キリがないので、この辺りで切り上げましょうか。
ちなみに、予告篇には、
木下ほうか
土屋太鳳
小泉孝太郎
溝端淳平
(敬称略)
などの名前が大きく出てきますけど、
皆さん、びっくりするくらい出番少ないですから。
ゲスト出演でしょ?レベル。
そろそろ、メインキャスト2人について。
主役の「八角」を演じる、
野村萬斎(敬称略)
平成最後の企業エンターテイメント と
予告篇でうたっていますが、
「エンターテイメント」にも「平成」にさえ違和感を感じるくらい
現代の人っぽく見えない
というのが、この人に対するアタシのイメージです。
狂言師が、スーツ着て狂言しているようにしか見えない。
いや、狂言なんて、観たことないからわからないけど、
こんな笑い方や喋り方をする現代サラリーマンなんて、
現実には、いやしません。
でしょ?
でも…
でも、だ。
なんか、
すごい、色っぽいんだよね
予告篇のこれ映像なんか、
どんぴしゃ萌えなんですけど。
ちょいのびの髪が、まぢでヤバい。
おかしいなぁ
おっさんには、興味無いはずなんだけどなぁ
なんなんでしょうか、この人。
パワハラ上司を演じる、
香川照之(敬称略)
きゃ〜!!
かまきり先生っ!
どんな役を演じていても、
アタシには、
カマキリの被り物をしている姿しか見えないっ!
そもそも、カマキリ先生の時も、
スタッフや視聴者に対して、かなりパワハラだからw
(そこが好き)
この作品での役柄には、全く違和感を感じなかったですねぇ〜
でしょ?
でも、さすがなんですよ。
この表情、ヤバくないですか?
(阿部サダヲさんに見えなくもない)
カマキリ先生が出てくるシーンは、
その表情というか… 圧? う〜ん…
顔圧 ?
が凄くて、目が離せないし、
大きく動く表情を観ているだけで全く飽きません。
(シワが大きいんですよね。
小じわやたるみじゃないんです。
筋トレしているおじさま方の顔に近い。
顔の筋肉が凄いってことなのかな?)
色気は感じないけどねw
そう、この作品
アタクシ的に一言で言わせていただけば、
日本の代表的な実力派俳優の
表情(顔芸)を楽しむ作品
でした。
おじさま方の 顔 や肌質を
じっくり観たければ、
脂ぎった毛穴のどアップを観る覚悟をして、
映画館へGo!
(いや、面白いから映画館で観てください)
もう一つ、
全てのキャストがそれぞれ、
嫌なヤツ、
卑怯なヤツ、
情けないヤツを、
全身全霊で演じている
ところも、この作品の売りでしょうね。
名優の卑屈な姿を観たい方は、
是非、映画館へ。
(いや、だから、面白いから、是非、映画館で観てください)
あ、あと、もう一つだけ
(コロンボかっ!)
エンドロールでね、
この作品のような企業の不正を無くすには、
どうしたら良いか、と問われ
萬斎さんが答える、長ゼリフのシーンがあるのですが、
これ、なかなかの見どころですよ。
いろいろ考えされられます。
日本人が日本人である限り、
時代劇は、戦国時代や織田信長が人気だし、
池井戸作品の人気も廃れないんではないでしょうかねぇ〜
どんな話してたのかって?
わからないでしょw
気になる方は、映画館で!是非!



