手術の経緯と手術について。
同じ症状で悩んでる人や、手術を目前にして何をされるのかという
恐怖と闘っている方に少しでも恐怖心を拭えたら・・・と思って
記録に残します。
卵巣腫瘍に関する内容はgooヘルスケアがまとまってて良いです。
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■4月5日(月)
胃の痛みが激しかった為、胃カメラのある近くの診療所に向かう。
初の胃カメラ・・・。
▽前準備
・胃の中を空にする
・マズい白濁の水を飲む(胃の中を綺麗にするため)
・その後、その場で数回ジャンプ
・ゼリー状のものを口に含み、3分間飲み込まずに待機
(これで喉に麻酔がかかる)
・腕か肩に筋肉注射(胃の動きを抑える)
▽診察
・マウスピースを固定される
・「○○○万円」の胃カメラを飲まされる
・あとは耐える ←
この時点で急性胃腸炎と診断される
胃薬など処方されて帰宅
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■4月7日(水)
激しい胃痛の為に胃カメラを飲んだ病院へ通院。
5日に採血した血液検査の結果では特に異常なし。
何もないと思うけどCT撮ってみる?と言われ、大学病院の
紹介状を書いて貰う。
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■4月8日(木)
紹介状を書いて貰った大学病院に朝一で向かう。
通された場所は消化器科。
大学病院の先生が紹介状に同封された胃カメラの画像を見ても
特に異常はないだろう、という診断。
CTも撮っても何も出ないと思うよ、という一言を言われたが
念のために予約を入れて貰う。
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■4月12日(月)
大学病院にてCTの検査。
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■4月15日(木)
CTの結果を聞きに大学病院へ。
CTの画像を見た先生から告げられた言葉は意外な言葉。
「卵巣が肥大してしまっている」と。
大至急、産婦人科に行って下さいと言われ、同病院内にある
産婦人科に紹介状を書いて貰う。
産婦人科の先生に診察をして貰う。
卵巣の大きさを見るためということで、産婦人科超音波で検査。
初めての人にはショックが大きいでしょう。
半泣きで診察。
診察結果は卵巣が8cmくらいの大きさに肥大してしまっている。
この大きさは摘出するしか方法が無いと告げられる。
MRIの検査の予約を入れて貰い帰宅。
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■4月21日(水)
MRI検査のため、再び大学病院へ。
MRI女性骨盤MR単純という形式で検査。
「単純」というのは私に咳喘息の症状がある為、造影剤を服用しての
検査が不可能なため、造影剤を用いない検査方法。
検査着に着替え、待機。
ドーム型の機械の中に身体が入っていって、輪切りの胴体を撮影する。
細身の診察台に横になると、マジックテープ付きのベルトで固定される。
撮影中に具合が悪くなった時のために、手にはナースコール(?)。
そして騒音がするという事で、ヘッドフォンを着用。
私の時は、ENYAさんが流れてました。
大体15分程で検査終了。
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■4月22日(木)
MRIの検査結果を聞きに大学病院へ。
この日は教授診察という事で、再び産婦人科超音波による診察。
卵巣腫瘍の病気である事と手術を要する事が告げられる。
MRIで見た限り、卵巣全体に腫瘍が広がっており、腫瘍のみの
摘出は不可能。よって左卵巣、卵管を摘出すると。
元々卵巣というものは親指の第一関節程度の大きさ。
それが8~10cmくらいに肥大したというから驚きである。
腫瘍の大きさが10cm以下であれば腹腔鏡下腫瘍摘出術という
比較的傷痕の小さい手術法が可能らしいが、私の腫瘍では不可能。
よって開腹手術を行なう事になる。
臍から恥骨くらいにメスを入れるため、傷痕は10cm程度。
入院の日取りを決められ帰宅。
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■5月10日(月)
入院日。
▽10時
入院手続きを行い、病室へ向かう。そして病室の説明。
病室にて採血4本。検尿。
▽14時
入浴(30分)
▽15時
主治医から手術の説明。(親同席)
・手術方法は左付属器切除術。(卵巣+卵管=付属器)
除毛、臍の掃除。
▽16時
麻酔担当より麻酔の説明。
麻酔によるアレルギー体験があるか否かの確認。
担当医がイケメン様。
▽19時
主治医によるエコー診察。
▽20時
浣腸。
私の身体に浣腸は合わなかったらしく、冷や汗と吐き気に
襲われ、暫くトイレから帰還出来ず。
▽21時
消灯。下剤・眠剤の服用。
この時間以降の飲食は厳禁。
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■5月11日(火)
手術日当日。
7時に浣腸。もう嫌だ。←
9時オペ開始という事で病室にて待機。
血栓予防の為に、指定のソックスを履く。
右手に輸血バンド。
パンツ以外の下着は着用しない。
9時5分前くらいに看護士が迎えにくる。
歩行可能な患者は自分の足で手術室へ向かう。
手術フロアへ向かい、手術準備。
手術部担当の看護士さん、麻酔担当の先生が待ち構える。
そして一緒に手術室へ。
「4番の手術室へ」と言われた瞬間、引き返したくなる。
番号が嫌過ぎる。
手術室に入ると、恐怖心を和らげる為に音楽を流してくれてるが
機械音が煩くて殆ど聴こえない。←
手術台に横になり、そこで手術着に着替えさせられる。
麻酔担当が若いし、イケメンだし、色々と抵抗があった瞬間。
周りを見ると前日に説明をにしきてくれた面々で安心する。
主治医の1人である女医さんに励まされて、少し緊張和らぐ。
そのまま横向きになり、背中に硬膜外麻酔の針を刺す。
背骨が浮き上がるように、丸まった姿勢を取るように指示される。
心電図、酸素量を量る機械が取り付けられる。
その後、酸素ボンベを取り付けられ、深呼吸を繰り返すように
言われ、気付いた頃には意識を失っていた。
意識が消えるまで麻酔担当さんが手を握ってくれたのは役得としか
言いようがありません。手術中の幸せな出来事なんてこれくらい。←
看護士さんから名前を呼ばれて起こされる。
手術中、普通に夢を見ていた私は起こされた事に若干の苛立ち。
折角ライブに行く夢だったのに。←
その苛立ちも瞬時に消える。
意識が戻った瞬間、腹部に違和感。若干の痛み。
一気に身体の震えが訪れる。
看護士さんから「寒いですか?」と聞かれるも声が出ない。
手術中は人工呼吸器を着用させられていた為、喉に違和感が残る。
朦朧とする意識の中で、リカバリールームにベッドが運ばれる。
リカバリールームに着いてから、たくさんの布団がかけられ、
身体を温められる。震えが落ち着いた所で検温すると38度超え。
全くそんな感じがしない。
親の面会は10分が限度。
それ以上の会話は患者の負担になる為、退席が命じられる。
9時に手術が始まり、12時15分にはリカバリールームに
移動していたので、3時間程度の手術時間だったようです。
夕方くらいまで意識を失ったように眠る。
一定の間隔で看護士さんが検温、酸素量検査、傷口の確認を行なう。
右半身の麻酔のかかりが薄かったらしく、腹帯&T字帯を動かす度に悲鳴。
夕方過ぎ、私の次に手術を行なった人が隣にやってくる。
痛みと嘔吐が激しいらしく、此処から全く眠れなくなる。
朝まで痛みと闘う。
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■5月12日(水)
未だに上手く喋れない。熱は38.3度。
看護士さんに身体を拭いてもらい、手術着(?)からパジャマに着替える。
人によってはリカバリールームから病室へ歩いて帰るらしいが、
高熱と痛みのためベッドに寝たまま、移動。
昼過ぎ、痛みを堪えて歩行練習。
看護士さんがスパルタでした。←
熱でフラフラ、痛みジワジワで凹む。
5mくらいの距離を歩くのが限界。
手術日から入れられた背中の硬膜外麻酔のボトルを落としちゃいけない
という事で、首からボトルを下げる。
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■5月13日(木)
久々のご飯。開けて吃驚。完璧な流動食。具無しみそ汁、ミルミル。
この献立に悲しくなる。肉が食いたい。←
昼食から流動食から3分粥になりました。
ミンチ食なので食欲激減。でも味は良かったから完食。
痛みを堪えながら起き上がれるようになる。
起き上がって歩けるようになったら、尿管が外れる。
地味に尿管を外すの痛い。
尿管を外したら自力でトイレに行かなければいけない。
出来るだけ行きたくないが、点滴で大量の水分が投入され、嫌でも
トイレに行きたくなる。起き上がりたくないー。
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■5月14日(金)
朝は5分粥、昼から白米でした。
この日から点滴の量が減る。朝と夕方の抗生剤のみ。
夕方、点滴の針と硬膜外麻酔の針を抜く。
18時過ぎからジワジワと痛みが現れ始める。
消灯を過ぎても痛みが引かず、むしろ激しく、眠れない。
ナースコールをする勇気がなくて、自らナースステーションへ。←
痛み止めの薬を服用して痛みを抑える。
確かこの頃に血栓予防のソックスを脱ぐ事を許可されます。
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■5月15日(土)
朝、検尿と採血3本。
シャワー許可が出たので、防水テープを貼りシャワーを浴びる。
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■5月16日(日)
この日くらいになると歩行も普通に出来るようになる。
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■5月17日(月)
偉い先生の回診の日らしく、午後は病室待機を命じられる。
それ以外は特にする事無し。
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■5月18日(火)
手術から7日目。
朝、検尿と採血3本。
手術から一週間が経過したという事で、傷口の上に貼っていた
テープを剥がす。そして傷口寄せの小さいテープに変更になる。
夜、主治医の先生からこのまま経過良好であれば明後日退院の
許可が出せるという報告を聞いて喜ぶ。
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■5月19日(水)
17時に主治医の先生3人から私の手術報告を聞く。
PCに映し出された自分の卵巣がグロテスク。
私の卵巣腫瘍の種類は「粘液性卵巣腫瘍」と言われた。
この卵巣の種類は摘出してみないとタイプが分からないらしい。
そしてMRIなどでは8cmくらいと診断されていた腫瘍も
実際は10cmの大きさでした。
手術では出血量が少なかったため、輸血は行なっていません。
手術中に行なった病理検査で良性の判断が80%。
でも腫瘍には良性とも悪性とも判断が出来ないグレーゾーンの
部分があるため、その病理結果が出るのがもう少し先だと告げられる。
もしも悪性だった場合、抗がん剤治療を行なわなければいけない、と。
次回の外来予約を行ない、翌日の退院を許可される。
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■5月20日(木)
入院10日目、手術から9日目。
最初に説明を受けた日程通り無事退院。
退院後も腹帯の着用は継続です。
(主治医の先生から許可が下りるまで)
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▼病院内の携帯の利用(※私が入院した病院に於いて)
病室内ではメールの使用が許可されてました。
指定されたエリアでは通話も可能です。
ベッドに備え付けられた差し込み口に空きがあれば、そこを利用して
充電を行なう事が可能です。
▼月経が来てしまったら手術は延期?
手術時に月経が来てましたが、普通に手術されました。
看護士さんにナプキンを取り替えて貰ったりするのが非常に
恥ずかしかった。20代で下の世話をして貰うのは抵抗がある。。
卵巣腫瘍の病気になってしまった原因は何なのか、
いつから育ち始めてしまったのか、
全く分からないそうです。
同じ病気で苦しんで欲しくないので、定期的な検診などを
受ける事をお勧めします。
少しでも治療の参考になれば幸いです。
長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。