今日は、私にとって最高の日だ。
白い天使が舞い降りたからだ。なんと美しいのだろうか。
大地は、その姿を隠し、我々はなんの境い目さえ奪われ、一切を一色に変えられてしまう。
しかし、ときにその天使は、いとも容易く命を奪い去る。
まさに、天使の姿をした魔王の如く。
もし仮に、終わりなき舞い降りになりば、我々は、この命さえこの手にとどめて置くことが出来ないのだ。
しかし私たちは、必ず終わることも知っている。
私の命など、簡単に奪えるが、知識をもってすれば、なんと美しい景色か
知識とは最強の矛であり、また、盾でもあるのだ。
この、美しい景色を私は眺めている。