最近、日本酒が好き。
寒くなってきたので余計に、です。
同じく日本酒好きの友人から、「新橋店に行ってみたら美味しかったから、本店の恵比寿に一緒に行こうよ」と誘われて訪問。
2人なのでカウンター席にしました。
お店の内装が高級感があって素敵。
カウンター席も、ゆったりしています。
目の前には大きな松茸があって、あとでこれを頂けるのかと思うとワクワク。
・お通し
まずは、お通しして、炊いたお米と日本酒が提供されました。
おもしろーい！
ごはんは、新潟県の安塚市のお米を海洋深層水で炊いたもの。
お米自体が甘みもあって美味しいので何もおかずがなくても平気。
お通しとしてお米を食べるのは、この後お酒を飲んでも胃の負担が軽減されるようにという意味も込められているそうです。
食前酒のように、越路乃紅梅を頂きました。あ～美味しい～。
おつまみに落花生豆腐も。
お通しの後に、やっとシャンパンで乾杯。
そして、シャンパンのあとは、久比岐（KUBIKI)という日本酒を頂きました。
・松茸の土瓶蒸し
秋ですね～。
一品目は、立派な松茸をふんだんに使った土瓶蒸し。
まずはお出汁だけを器に注いで頂きます。
あ～～～日本人に生まれてよかった～という瞬間。
優しいお味。染み渡る。
後半は、かぼすを絞って頂きましたが、香りと酸味で一気に爽やかに。
・お造
お刺身はどれも美味しかったのですが、のどぐろと、みずだこが最高すぎました。
のどぐろは脂がのっているし、みずだこの食感が堪らない！
美味しかったです。
・のどぐろの一本焼き
大きなのどぐろの焼き物です。
こちらのお店の一本焼きは、300g以上のものを使っているそうです。
立派だわ～～～。豪華。
もうね、身がふわふわで、旨味が濃くて、白身なのに脂が乗っていて美味しすぎました。
これは絶対オーダーした方が良いメニューです。
・珍味
ここで、ふぐの卵巣の粕漬け、鯨の味噌漬け、村上の鮭とばという珍味の3種盛り。
ふぐの卵巣は、2年間塩漬けにすると毒素が抜けるそうですが、許可を取ってこれを製造できる会社が数えるほどしかないんだって！貴重！
鯨はとろっとろの食感で、今まで食べた鯨の中で一番美味しかったです。
もっと食べたかった～。
これはですね、もう日本酒が止まらないやつです。
思わず、日本酒の飲み比べセットを頼んでしまいました。
ラベルが、ハロウィンパロデイバージョンで、遊び心満載で可愛かったです。
そして、日本酒は飲み比べした結果、たかちよがダントツで美味しかった～。
・のっぺい
初めて頂く、新潟の人が何かの行事の際に食べるという郷土料理。
酒粕と味噌で、根菜やお魚を煮たお料理。
とろみがあって熱々！
上品な薄味なのに、旨味は強くて美味しい～。酒粕効果？
たっぷりのイクラをかけて頂く、優しい味わいのほっとする一品でした。
・前沢牛のグリル
メインにはお肉を。しかも前沢牛。贅沢！
美しいピンクの断面図。
岩塩の他、かんずり、わさび、鳥味噌で頂きます。
かんずりは辛すぎないし、お肉と合いますね。
調味料も新潟色があって、楽しいです。
・南魚沼産 黒舞茸天ぷら
立派な立派な舞茸！
舞茸大好物なのでうれしい～～～。
衣がサクサクで、美味しくて、すごいボリュームなのに、あっという間に完食。
全くくどくなくて、胃もたれもしない良い油と揚げ方の天ぷらでした。
・土鍋ごはん
新潟のお米で炊いた土鍋ごはん！！！
蓋を開けると思わず歓声が上がります。
鮭もたっぷり乗っていて、いくらを乗せて頂くと至福。
あ～～～幸せ～～～～。
ご飯大好き。パンよりご飯派。
お米を堪能。
・デザート
洋梨のコンポートと酒粕アイスを選びました。
この酒粕は、スキー正宗から取った酒粕なんだって！
さっぱりしていて、甘すぎず美味しかったです。
どのお料理も美味しくて、ほっこりするものが多かったし、日本酒も豊富で、新たな発見もあって大満足でした。
またのどぐろを食べに来たい！
この日本酒も美味しかった！
お店の雰囲気の良さ、上質な接客、個室もあるので会食にもおすすめ。
いいお店を見つけました。
ごちそうさまでした。
また来ます。
