前回までの話

 

沼津聖地ライド~七~

 

地獄のような一日が終わった翌朝。

今日こそは聖地を堪能しまくると固い決意の元、りっけいさん、さとるくんと準備を進める。

 

2日目の予定は

・みなと新鮮館の丸勘

・マルサン書店仲見世店

・大黒屋

・松月

・三の浦総合案内所

・唯念大名号碑(マリーずっこけの場所)

・沼津市立長井崎中学校(浦の星女学院のモデル)

・淡島

・ゲーマーズ沼津

 

りっけいさんの帰りのタイムリミットギリギリまで沼津を堪能するプラン。

そして、花丸ちゃん推しの私の為に、

花丸ちゃんのまち歩きスタンプとバッチが置かれている所をメインに2人が回ってくれる。

もう感謝しかない。

 

まずはみなと新鮮館の丸勘へ。

と、私は車を沼津駅前まで移動させる為に一人別行動。

駅前のコインパーキングに車を突っ込んで、ロードをセット。

 

とここで、後輪のリムがシューに当たっている事に気づいた。

キャリパーを調整して、シューが当たらなくなったのを確認。

スムーズな回転が戻ってきた。

 

音鳴りも消えたので、昨日の戸田以降ずっとシューが当たっていたようだ。

 

快適な状態になったところで、みなと新鮮館に向かう。

沼津駅前からは、県道159号をひたすら南下するだけだ。

 

15分程度でみなと新鮮館へ到着。

りっけいさん、さとる君と合流。

 

店の前の状態に圧倒されてヲタクの血が騒ぐ。これはヤバ過ぎる。

キャラへの愛が溢れまくっている。花丸ちゃん推しには堪らない場所だろう。

 

丸勘贅沢丼をオーダーして、運よく空いたガチヲタ専用席へ着席。

鯵の開きは3人でシェア。

 

沼津に来てようやく海鮮丼系にありついた!美味い!!!!!

鯵も脂が乗っていてめちゃくちゃ美味い!!!!!

胃が満たされた。

 

店内にも所狭しとポップが貼ってあり、情報が多過ぎて脳が処理しきれない。

ここは花丸愛に満ち満ちていた。

朝食を堪能した我々は、みなと新鮮館を出て、デザートにみかんアイスゼリーを食し、

沼津港魚市場にあるスタンプとバッチを回収。

そこから、マルサン書店へ移動、スタンプとバッチを回収。

更に大黒屋へ移動し、映画版の聖地堪能をしつつどら焼きを食べて、店内の女将さんと話し、

スタンプが店舗に設置されるまでに申請から1年は掛かるなんて裏情報も教えてもらう。

市内寄りのスポットを抑えたので、次は再び内浦へ。

昨日行けなかった松月に向かう。

 

先頭を買って出てぐいぐい走る。テンションはMAXだ。

松月ではミカンどら焼きとみかんタルトを食し(食べてばっかり)、三の浦総合案内所で大量のフィギュアに言葉を失う。

案内所を出たところで、某企業のアンケートを受けた。内容については口外厳禁と言う事で、詳細は割愛。

このアンケートによる時間ロスが後々響いたので、後半終始某企業名を叫ぶ羽目になった(笑)。

マリー転倒を再現して、脚の角度が足りない!!!!とデティールにこだわったり、

浦の星女学院のモデルになった長井崎中学校までの激坂を勝負したり(主にりっけいさんとさとるくんが。私は後ろから見てるだけ。)

淡島に渡って、神社まで登ったり、聖地を堪能しまくった。

 

時間が迫る中、沼津市内のゲーマーズ迄戻って、グッズ購入。

りっけいさんの電車の時間はギリギリだったが、何とか間に合った。

りっけいさんの輪行袋にしまうまでの手際が素晴らしく、瞬く間に自転車が収納された。

これが旅慣れた人の経験の成せる技かと感動した。

 

また沼津に来ましょう、と最後にがっちり握手。

 

時間が来たので、りっけいさんは沼津駅の改札内へ消えていった。


その後、さとるくんと駅前のサンシャインカフェに入店して内部を見て回り、

車載をして大阪への移動を開始。

 

ひとっ風呂浴びて帰りたかったので、天然温泉ざぶ~んに寄り、駿河湾沼津SAで晩飯を食べ、

お土産を物色した後、高速をひたすら西に向けて走り続けた。

帰りは新東名から新名神を経由するルート。

さとる君を下宿先でおろして、私も自宅へ帰還。

 

こうして2日間に及ぶ沼津ライドは幕を閉じた。

 

-----以下は個人的な所感-----

 

アニメの聖地巡りは、その聖地の舞台である地元の理解・協力があってこそ成し得るもの。

沼津はその点の調和がよく取れていると感じた。

一部分しか見えていないのかもしれないし、地元の方達の違う意見もあるかもしれない。

 

ただの1ファンの個人的な想いではあるが、今後少しでも長く聖地であり続けて欲しい。

歳月が経つにつれて、色褪せていくのは避けられない。過去の遺物となるかもしれない。

それでも、沼津と共にラブライブ!サンシャイン!!が輝き続ける事を切に願う。

 

訪ねる側としてもモラルをもって、聖地巡りを楽しみたい。