2019年9月16日(月)
二週連続のクリテ参戦。
今回は関西文化学術研究都市で開催されるけいはんなサイクルレース。
関西文化学術研究都市は通称、学研都市と呼ばれ
「産・官・学の連携の強化と、文化・学術・研究の国際的・学際的・業際的な交流の推進」
を目的として整備された(出展:Wikipedia) 場所なのですが、色々と残念な事になっていたりもする訳で。
と、それはレースの話とは全然関係ないので、興味がある方は調べて頂ければ良いかと。
因みにIT系の方々にはお馴染みのNICTもココにあります。(NTPの設定、NICTにしてる人もいるのでは。)
さて、話を戻して、エントリーしたのはC5クラス。年齢でLとHに分けられるのだけど、L側に入れられてしまっていた。
良いのか悪いのか、学生とバチバチで走る羽目に。
先週一緒に走った かおさん も同じくC5L。
GSJの晴神こと大仏さんから譲りうけたCAAD12のRD調整が間に合わず、今回はFELTでの参戦。
奇しくも同じFELT。フレームが同じになるのは多分最初で最後。
朝5時過ぎに自宅出発。阪和道から第二阪奈に抜け、奈良からけいはんな入り。
この時間帯に出発したのは、園長からGSJワンピを受け取る為。
6時半にけいはんなプラザ到着。駐車場へ車を止めて受付を済ます。
園長は・・・見当たらない。どうやらもう一か所の駐車場に居る模様。
GSJジャージを着た面々を探して、園長発見。
車を移動させて同じ駐車場に止める。
続々と参加者の車が止まっていく。
早速ワンピースを受け取り、着替える。
フィット感がジャージのそれとは別格。ただ、ボディーラインが強調される。デブったら悲惨。
密着度が高く、両面テープで止めたゼッケンが汗で直ぐに剥がれてしまう。
仕方ないのでゼッケン止めでホールドする。
(手伝って頂いたアキさん、かおさん、ありがとうございました。)
園長達はTOJのコースを走りに。
かおさんと私はコースの試走。
事前に動画で確認はしていたが、3コーナーの登りを実際目の前にして、
「結構な坂ですやん!」とかおさんと話す。
しかし、GSJで信貴山界隈を走っているおかげか、のどか周回の坂がデフォになっているので、
「アレに比べたら大した事はないですね。」
と二人して信貴山に揉んで頂いている恩恵を受ける。
レース2日前に参加したGSJでは、
園長とレース時の勝負のかけ方についてのどか周回を走りながらレクチャーを受けていた。
重要な点は、
『自分の全力が出せる時間を考えて攻略する事』
先週の舞洲は脳筋的な動きでがむしゃらに踏み倒していたが、
今回は3周の中でどのポイントで上げていくかを考えて走る。
後は危険とされるコーナー、幅員減少区間、何故か起きる登り区間の落車は要注意として意識付ける。
かおさんとコースを走りながら、各々にどう走るかを情報交換。
あとは周りがどれくらいのペースで走るかだが、
それはいざ走ってみないと分からない。
試走を終えて、招集場所に向かう。
公道レースは実は初参加。無事帰る事を第一に全力を尽くす。
8時30分。C5Lのレースがスタート。
第一コーナーを曲がり、第二コーナーを抜けて、緩い直線の登りに入ったところでリアルスタート。
中盤を維持して、前方を走る人とマージンを取る。目の前はリアカメラ付きの参加者。
それなりに経験値は高そうな走り方をしていたので、多少安心は出来る。
第3コーナー手前の登りに入ったところで失速者が増える。
前からズルズルと降ってくる他の参加者を避けつつ、アウター・23Tで坂を駆け上がる。
目の前のかおさんはダンシングで登りをクリア。
あとは最終コーナーを曲がってホームストレートまでの降り区間。先頭との距離が少し開いている。
多少脚を使ってでも前に出ておいた方が良いと判断して、降りの勢いを利用して前に出る。
丁度目の前に体が大きめの人が居たのでドラフティング。後はなるべく前傾姿勢でエアロフォームになるように。
コントロールラインを通過して、2周目に突入し、減速して第一コーナーへ進入。
まだ集団は詰まっている。先頭もそこまで離れていない。
次の第二コーナーの立ち上がり辺りから徐々に上げるか・・・と考えていた矢先に、第二コーナー入り口、
目の前で急ブレーキがかかる。巻き込まれたら堪らないと強めにブレーキング。後輪がロックして滑る。
かなりヒヤッとするが、なんとか制御できるレベルだったので態勢を立て直す。これは本当に運が良かっただけ。
しかし、一気に減速してしまった。後ろを走っていたかおさんも巻き込まれずに済んだ。
最悪落車したとしてもなるべく周りは巻き込みたくない。知り合いなら尚更だ。
落ちた勢いを取り戻すべく、強めにペダルを踏み込む。まだレースは終わっていない。
登り区間に入り、力尽きる人達を躱しながら少しでも前に出る。先頭までの距離が詰まらない。
かなり厳しい。降りも引き離されないようにしっかりペダリング。最終周回に突入。
前日に堺浜で考えた仮想けいはんなアタックポイントを頭に描き、これ以上後ろに下がらないように
我慢しながら走る。脚を使うのは最後の最後。それまでは可能な限り温存。
第一コーナー、第二コーナーをクリアして、残り半周でペースが上がる。
そして、登り・・・目の前でチェーン落ちでよろけて落車が立て続けに発生。
どうやら、登りに入ってトルクをかけた状態でインナーにチェンジし、勢いそのままでチェーン落ちを発生させたらしい。
左側を走っていたかおさん、かろうじて回避。こちらも目の前のチェーン落ちを右に回避してやり過ごす。
回避した分ロスが発生した。前との距離を考えると痛いが、安全第一。
登り切った所で徐々にケイデンスを上げる。更にギアも上げていく。
降り区間突入。一つ目の交差点から徐々に力を込めて、2つ目の交差点からほぼトップスピードに。
残り200mが見えた所で、アウト側から目いっぱい残りの力を込めてペダルを踏み倒した。
前を走るかおさんをパス、更にもう一人抜いて、9位でゴールラインを通過。
先頭集団には追い付けなかった。
色々思うところはあるが、今回のラストスパートのかけ方はある程度イメージ通りだったので
収穫だったと言える。
コース自体はとても面白いので、可能ならまた出たい。(休みが合うかは分からない。)
怪我無く無事に帰る事が出来たのも良かった。
次戦は11月の堺浜。今年はどれだけ結果を残せるやら。